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ブログ記事｜市場を細分化する具体的な方法
市場を細分化する具体的な方法
不良在庫を減らす簡単な方法は、仕入れないことだと考えがちです。
これは、本末転倒なのですが、多くの経営者が犯しています。
どんどん、仕入れを減らして不良在庫が減ったと喜んでいます。
これは、店頭に不良在庫が移っただけです。
売りたい商品、こだわりのある商品を厳選し積極的に仕入れなくては
なりません。
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それでは、今回もよろしくお願いします。
お客様を区分する４つの基準
お客様を絞り込むというお話をしましたが、具体的にどうやって
絞り込むのかということですが、まずは、既存客やそうでないお客様も
含めた、お客様をどう区分するのかを考えてみましょう。
この場合の絞り込み方としては、
４つの大きなポイントがあります。
１ どんな相手に商売をするのか
２ どこで商売するのか
３ どんな階層・ライフスタイル・個性の人を相手にするのか
４ どんな行動をする人を対象にするのか
１ どんな相手に商売をするのか
この区分では、年齢・性別・世代・ライフステージ（未婚か既婚か、
子供がいるか等の生活様式です）・所得・職業・教育レベル・国籍・
宗教等の要素を踏まえて区分けしていきます。
ホテル等でも、国際化を考え、むしろ積極的に外国人を対象にした
営業方針をたてるという場合もあります。
２ どこで商売するのか
地域的・地理的な区分けです。大都市なのか、田舎の街なのか、
駅前などの繁華街か、住宅街なのかという区分です。
この場合、先に場所が決まってしまっている場合も多いのですが、
その場所によっては、条件が異なってきます。
ホテルで言えば、都会では広い土地を確保することは難しく、地価も
高くなります。一方地方であれば、比較的に確保しやすいですし、
地価も安いですから、大規模な建物も可能です。しかし、逆に
それだけの需要があるのかという問題もあります。
需要と経費を考え、商売の内容（方向性）を考えなければなりません。
３ どんな階層・ライフスタイル・個性の人を相手にするのか
これは、１とよく似ていますが、もう少し個人的な面に踏み込みます。
同じ40代であっても、どの程度の役職に付いているかはバラバラです。
そこで、一般的な区分から、個人的なデータによる区分でわけます。
具体的には、階層とは上流・中流・下流という区分ですが、日本では
中流が多いので、もう少し細かく、中の上、中の中、中の下とわけます。
ライフスタイルは、ライフステージというより、新しいものに興味が
あるとか、環境・健康に関心が高い等で区分します。
ペットと一緒に泊まれるホテルや、食材にこだわった料理店などが
この例でしょう。
４ どんな行動をする人を対象にするのか
これは、商品を購入する時の意識（理由）で区分しようというものです。
具体的には、日常消費する商品なのか、プレゼントや贈答品としての
商品なのかということです。
これは、対象者によって視点も違い、購入金額も大きく違います。
どちらを中心に考えるかで、品揃え・値段・サービスが大きく異なります。
４つの視点で対象とするお客様を
区分しましょう。
対象とするお客様により、
店作りは大きく異なります。
対象とするお客様の為の店を作りましょう。
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2015/8/1 17:15:33