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ブログ記事|大局観を養う-直感は経験で磨く-勝つための決断力と集中力
大局観を養う-直感は経験で磨く-勝つための決断力と集中力
すごい会議、すごい豆まき、すごいアプリ、すごい自販機…すごいと言っても人間が考えたものです。「これはすごい!」と、感じさせるすごい人は他の人と一体何が違うのでしょうか。
「すごい」と感じさせる人は、地道な努力を繰り返しながら、気づいたらすごい人になっていたと話をしますが、これは社会人なら多くの人に共通していることです。
しかし実際は、それほど多くの社会人がすごい人ではありません。
“ なぜ、地道な努力を繰り返すだけではすごい人になれないのか? ”と、疑問が浮かびます。
大局観を身につける
何のために、どこに向かって努力しているのか…努力の仕方に違いがあるとすれば 大局観 が関係しています。
大局観とは
・物事の全体的な状況や成り行きに対する見方・判断。
・物事の全体の動き・形勢についての見方・判断。
この大局観を身につけていない人は「木を見て森を見ず」(「森を見て木を見ず」もダメですが)と、指摘されることがあります。
木を見て森を見ず
・小さいことに心を奪われて、全体を見通さないことのたとえ。
・事物の末梢的部分にこだわりすぎて,本質や全体をとらえられないことのたとえ。
このように物事を 俯瞰 ( 鳥瞰 )し、先を読んでいくのに必要なのが大局観です。
三手の読み
ここからの説明は誰もが本物と認める大局観の持ち主である羽生善治さんの動画をご覧ください。
直感は経験で磨く
自分と闘って負けない心
大局観について、動画をみてわかったと思いますが、専門書を読むことをおすすめします。ここまで動画をみて、本物の思考をもっと深く理解してほしいので、以下を読んでください。
物事に正解はなく全てがプラスとマイナス見る方向でどちらにもなる。いろんな物事に絶対はなく、その時々でバランスを取りながら生きていくしかない。
『解けないような問題にあえて取り組んでみて、様々な能力を同時に使わなければできないこともたまにやってみることで、地道なロジックの組み立てと感覚を磨くバランスを保つのです』
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「俯瞰してみる」とかわからない…と思った人も専門書を読むと、大局観ついてシンプルな思考が身につくと思います。
勝つ頭脳は決断力と集中力が違う
それと大局観の中で決断力と集中力についても少し出てきましたが、これが判断にとって必要な力であることは言うまでもありません。
ぜひ、勝つための決断力と集中力を身につけてください。こちらも以下の専門書を紹介します。
・何事も下積みが大切。それが出来て初めて含みのある選択が生きてくる。
・知識は使いこなして初めて役立つ。
・経験は時として足かせになる。理性と規律の真価が問われる。
・若手とベテランは強みが違う。戦う土俵を変えれば勝機は常にある。
・失敗はアプローチを変えることで昇華する。出来ないことがあっていい。向き合うことが大切。
・目先の損得だけで動かない。全体の流れも考える。(目先が最重要。それを無視してでも動くべき局面がある)
・集中力も消耗品。重要な場面で使うことで初めて役立つ。その線引きをつける選択眼も重要。
・挽回出来る距離を維持する。それが出来なくなった瞬間、人はやる気を失う。
まだまだ決断力と集中力を身につけるために必要なことが盛りだくさんで書いてありますので、あなたに必要な言葉をみつけて決断力と集中力を身につけてください。
まとめ
大局観についてみてきました。相手の心を読むことや決断力や集中力がいかに大切かもわかりました。
大局観をみにつけて地道な努力を繰り返すことが大事であり、身についていなければ、毎日ダラダラと仕事をしていることになります。
せっかく努力するなら、大局観を身につけ、何のために、どこに向かって努力しているのかを自分で知っておいたほうが、モチベーションも上がり、楽しいはずです。
集中力は努力を楽しむ才能と思いますが、同じ努力をしても楽しんでいない人は、楽しんでいる人には勝てないことになります。すごい人たちが困難を乗り越えらているのは、楽しんでいるからではないでしょうか。
最後に、大局観(勝つための決断力と集中力)が身についていなければ、何のために、どこに向かって努力しているのかがわからず、無駄な努力に終わるので注意してください。