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ブログ記事｜必要性の高い商品でもこだわりの要素を
必要性の高い商品でもこだわりの要素を
お客様の味覚や、生活様式は常に変わっていきます。
それに合わせて、少しずつ変化していくので、お客様にとっては
常に変わらない味であり、伝統の技として生き残れるのです。
しかし、大きな変化より、小さな変化の方が難しいのです。
正確にお客様の嗜好を掴みとり、それに合わせるのは非常に難しいものです。
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それでは、今回もよろしくお願いします。
買い物商品の３分類
買い物は、大きく分けると
１ 急ぎの買い物
２ こだわりの買い物 の２種類に分けられるという話は
今まで何度もしてきました。
しかし、商品の側から見てみますと、
１ ルーティン的な商品
２ こだわりの商品 とその中間的な
３ 必要性の高い商品 というのがあります。
１のルーティング的な商品は、急ぎの買い物での商品であり、
毎日の食材や、トイレットペーパーや洗剤などの日用品で
生活する上で絶対に必要となる商品ですので、購入は不可避です。
ですから、できるだけ手早く購入したい。
しかも、毎日のことですので、できるだけ安く購入したい。
ということで、あまりブランド等にこだわりはありませんが、
手っ取り早く、いつものブランドを安い店で購入する
ということになります。
２のこだわりの商品は、必要性は高くありません。
物によっては、全く必要のない商品もあります。
しかし、欲しいという欲求は高い商品です。
ですから、購入する場合も非常に慎重であり、
購入する店も選びます。
買い物を楽しむという面が強い商品だといえます。
必要性の高い商品群
３の必要性の高い商品 とは、１と２の中間的な商品ですが、
耐久消費材的な家電用品等が代表例です。
家電製品が壊れた場合などは、早急に購入しなければならない為、
購入は決定しているのですが、どこで購入するか、どのメーカーの
どの商品かは決めていないという商品です。
病院や理美容室・レストランもこの商品群に入るでしょう。
行かなければならないが、どこにするか決めていないと言う状況です。
中小の小売店は、２のこだわりの商品を目指して欲しいのですが、
多くは３の商品群のお店が多いのです。
この３の商品群は１と２の中間的であるように、
お客様は必要に迫られているので、購入することは間違いないのですが
まだ、具体的な商品名までは決めていません。
色んな要素で競争のある商品群
このため、１のような手早く購入しようという購入態度とは
少し違います。しかも、耐久消費材なので、失敗はしたくありません。
ですから、安いだけでなく、お店の対応など色んな要素が
購入のポイントになります。
ただ、こだわりの商品のように個人の趣味嗜好よりも
耐久性や性能の良さがポイントになります。
お客様の潜在的な要求まで見抜き、どのような商品を勧めるか
アフターフォローがどこまで出来るかが勝負となります。
プラス値段も重要な要素になりますので、非常に厳しい戦いになります。
３の商品群であっても、２のこだわりの商品群にシフトしていくような
店作りが必要でしょう。
必要性の高い商品群であっても
こだわりの要素を付加していくことが
生き残りにとっては重要です
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2015/7/12 23:59:09