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ブログ記事|地域を変える住民の力を活かした地方改革の実現方法
地域を変える住民の力を活かした地方改革の実現方法
地域を変える住民の力を活かした地方改革の実現方法
これこから地域改革の実現方法について書いていきますが、
その前に、下記の国が実施している地域主権改革と地方分権改革をお読みください。
→ 地域主権改革
→ 地方分権改革
どちらも地域に住む住民が参加・参画することが求められています。
もう気づいたと思いますが、今は地域に住む住民よって独自の改革をおこなっていく社会です。
では、地域を変える住民の力を活かした地方改革の実現するにはどうしたらよいでしょうか?
その方法は、以下の問いに自分でしっかりとした意見(答えと理由)を持つことだと思います。
「 自分の住む地域がどうしたらよくなると思いますか? 」
意見(答えと理由)を持つには地方自治の理解が必要なので、下記をお読みください。
→ 「地方自治はどうあるべきか?」の正しい答え、正解はこれだ!
これで、自分でしっかりとした意見(答えと理由)を持つことができると思います。
地域に必要な施策を考えてみよう
意見の持ち方がわかったところで、施策を考えてみましょう。
たとえば、あなたの地域が衰退したとして、それを抑止するにはどのような施策が必要ですか?
地域が衰退している要因のひとつに少子高齢化があります。
まず少子高齢化では人口を増やす政策が必要だと考えますが、
人口増加には、子供を増やす、移住者を増やす…など、政策をおこなう、お金が必要です。
次に子供や移住者が増える…など、人口が増えることを考えれば雇用を生む産業が必要になります。
このように地域に必要なのは、子育て・移住者受け入れ・産業育成だとわかります。
失敗を防ぐ、平等で公平公正な仕組みをつくる
ここで問題なのが、政策をおこなうためのお金です。
政策は血税でまかなわれるため、癒着やコネなど、税金をむさぼるような人がいると失敗します。
住民から「インチキ」「癒着」「コネ」…と、不正をただそうとする声があがり、効果は期待できなくなります。
この失敗は協力者や理解者が得られないためですが、利己的な人を排除しなければ防止できません。
住民の力を活かすなら、平等で公平公正であることが大切です。
そのために必要不可欠なのが、地域に住む住民の監視です。
それが政治家の癒着やコネ、不正を防止する仕組みになります。
地域改革にはオンブズマン制度の活用を
政治家が癒着やコネ、不正できない仕組みのひとつにオンブズマン制度があります。
オンブズマンを置き、市民の側からの行政に対する苦情を処理したり、それを監察したりする制度ですが、
地域住民がオンブズマンとなり、団体をつくり地域行政の不正を監視することができるようになります。
また妄想の構想を掲げる候補者を政治家にしないことです。
市長であれ議員であれ、候補者はみんなマニフェスト(選挙公約)を掲げています。
それを読んで、ビジョンが明確でない場合、妄想の構想である可能性が高いので投票しないようにしましょう。
当選してしまうと、先に紹介した「地方自治はどうあるべきか?」に書かれていた夕張市のように破綻します。
地方公務員に嫌われる候補者に投票する
人気取り(票集め)のために、魅力的なことをマニフェスト書く候補者には注意してください。
以前、民主党にその手で騙され悲惨な政治を見せつけられましたので、同じ過ちを繰り返してはいけません。
私たちは人間です…サルではないので、あの惨劇から学習したはずです。
また、任期中(4年)に実現できないことを書いている人にも投票しないようにしましょう。
みなさんもご存じのように、世の中が一瞬で変わることはありません。
カメのようにひとつひとつゆっくりとでもいいので、政策を実施し着実に変えていくことが、改革には大事です。
そして、地方公務員に嫌われる市長(町長・村長)や議員を当選させることも忘れないようにしましょう。
候補者がいなければ自分たちで育てる
もし、あなたの住む地域に政治(政策)で改革をおこなう政治家がいない場合は、自分たちで育てることです。
出てくるのを指をくわえて待つ必要などありませんし、いい政策を掲げるための勉強会を実施することです。
友人や仲間に声をかけて、地域のことに興味のある人を集め、勉強の場をつくりましょう。
次の選挙を見据え、勉強会をおこなえば、参加者の中から候補者をみつけることができます。
候補者がいない…と、できない理由はいくらでもならび立てられますが、それで地域がよくなるのでしょうか。
よくしたければ、まず自分たちの力で変えていくことから始めないと何も変わることはありません。
何事もまずは自分で動き、周りをまきこむことから、はじまります。
不平不満は改革を進める力に変えよう
ネットの掲示板やSNSで住んでいる地域の政策や政治家についてあれこれ言う人が増えているようです。
これは、自分の不平や不満を解消してくれる政治家がいないからだと思いますが、
ネットに書き込んだところで、深刻化する少子高齢化が止まり、現実が変わるわけではありません。
本気で変えたければ、優秀そうな人を連れてくるなど、逃げることを考えるのは今すぐやめましょう。
永続する政治・政策を実現するには、地域の人材を掘り起こして育てることです。
人材もなく市長がコロコロと変わり、つぎはぎ政策になるなど、税金を無駄にする地域に未来はありません。
地域の人口減少が止まらなくなる前に不平不満は改革を進める力に変えましょう。
まとめ
地域を変える住民の力を活かした地方改革を実現するために、
国の政策では、地域主権改革・地方分権改革がおこなわれていました。
住民は、オンブズマン制度の活用や候補者を育てる勉強会をおこなうこともできることがわかりました。
私利私欲にまみれた候補者のいる地域では、
市長がコロコロと変わり数年前の政策などを引き出してダラダラと続けられたりする悲惨な話を聞きます。
そのような時代遅れの私利私欲にまみれた政治家は落選したほうが、世のため人のためになると思います。
これからも地方は衰退していくので、醜い争いはやめ、必要なことに税金を投入するべきではないでしょうか。
地域に住む人たちが、そのことに気づき自分たちの手で未来を創造していくことが政治には必要不可欠です。
地域の人材を掘り起し、候補者を育て未来を創造する力を持ちましょう。
“ 自分たちの地域は自分たちの力で変える ”
これが地域を変える住民の力を活かした地方改革の実現方法です。
2015/7/9 6:55:55