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ブログ記事|“ネットばかりしていると馬鹿になる”知っておきたい本当の話
“ネットばかりしていると馬鹿になる”知っておきたい本当の話
“ネットばかりしていると馬鹿になる”知っておきたい本当の話
教育委員会の調査で、ネットのしすぎが学力低下につながっていることがわかりました。
“ ネットばかりしていると馬鹿になる=学力低下 ”と考えると、まんざら嘘ではないようですね。
また読書をすると正答率が上がったとのことでした。お読みください。
ネットしすぎ学力低下 小5と中2、神戸市教委調査
インターネットを1日に利用する時間が長くなるほど、子どもの学力が低下する傾向にあることが、神戸市教育委員会が小学5年と中学2年を対象に実施した2013年度の「学力定着度調査」で分かった。逆に、読書時間が長いほど、学力は向上する傾向が見られた。
同調査では毎年、主要教科のテストとともに生活実態なども尋ねる。13年度はそれぞれ1割(小5は1350人、中2は1250人)を抽出して実施。ネット利用と学力との関係は、子どもの「ネット依存」の広がりを受けて初めて分析した。
スマートフォンも含めネットを1日1時間以上使っていたのは、小5で23%、中2で45%。利用時間とテストの結果を調べると、小5、中2とも1時間を超える子どもは、いずれの教科でも時間が長くなるにつれてほぼ正答率が下がった。
例えば、中2の数学では、ネット利用が「1時間まで」という層の平均正答率は73・6%。これに対し、2時間まで=71・3%▽3時間まで=59・4%▽4時間まで=55・5%▽4時間以上=46・2%‐だった。小5の算数も、1時間以内の層の平均正答率は77・9%だったが、4時間以上では50・5%まで下がった。
ただ、小5、中2とも全く使わない層は「1時間まで」の層より平均正答率が低い傾向があった。
一方、読書時間との関係では、時間が増えるほど各教科で正答率がおおむね上がった。1カ月の読書量は小5で「1~3冊」、中2で「1~2冊」がともに約45%で最も多かったが、小5の20%、中2の35%が「ほとんど読まない」と答えた。
出所:
2014/5/17|神戸新聞
詳しく知りたい方はこちら →
神戸市学力定着度調査
この記事の解釈で勘違いしてはいけないことがあります。
調査結果(読書P54~・インターネットP60~)をみればわかりますが、
“電子書籍(インターネット)で読書するのはどうなんだ?”というのは、明らかに違いますよね。
あくまで新聞や読書など、インターネットと比較して、
正しい情報が多く掲載されている方が正答率が高いという結果です。
逆にいえば、インターネットの情報は新聞や本に比べて間違った情報が多いということです。
そのため、インターネットばかりしていると、
間違った情報を多く得ることになり正答率が低下→学力低下=馬鹿になるということにります。
インターネットの利用に節度がなく情報リテラシーが低いから馬鹿になる
先ほどの調査は小学生のため、情報リテラシーが低いことも正答率が下がる原因だと思います。
気になるのは情報リテラシーが低い、つまり、情報弱者と呼ばれる人たちは小学生だけではないことです。
情報リテラシー・情報弱者などについては下記をお読みください。
→ 成果のわからない情報商材やノウハウを買う前に確認したいこと
このように正しい情報を発信しているサイトを利用していれば、情報弱者になること予防することもできます。
また時間的なこともありますので、インターネットの利用に節度がなくてはいけません。
インターネットの利用について、下記の結論を出している記事もあるので、読んでみてください。
「ネットをしていると人はバカになる」って本当?
結局、いかにインターネットを節度を持って使えるかということにつきます。気をつけていないと、四六時中インターネット上にいることになってしまい、そのせいで少し頭が悪くなったり、おかしくなったり、集中できなくなったりするのです。
“ネットばかりしていると馬鹿になる”というのは、
インターネットの利用に節度がなく、情報リテラシーが低いから、
間違った(誤った)情報をうのみにしてしまい馬鹿になる、と考えることができます。
馬鹿になると“想像”でものを言うようになる
インターネットで馬鹿になるとどうなるかについてですが、以前、下記の記事を書きました。
→ 「ネットに書いてあった」(ネットで見た)と答える人が危険な理由
このような「ネットに書いてあった」(ネットで見た)と答える人の中に、
インターネットで馬鹿になっている人がいると思います。どういう人かというと…
自分で実践して検証した結果ではないことについて、想像でものを言う人です。
自分で実践して検証した結果に基づき、ものを言わなければ想像の域をでることはありません。
三角形の面積を求める公式を知っていて、ネットで検索すれば正しいか間違いかの見分けがつきます。
見分けがつかない理由は、公式を知らないから、つまり使ったことがない=経験していないからです。
経験していない人が、「ネットに書いてあった」(ネットで見た)と教える情報の信憑性などはどうでしょうか。
おそらく頭の中でネットの情報を結び付けながら、多いから“本当”として選択された情報です。
想像だけで展開される情報であり、経験して得た情報から整理して知識になったものではありません。
極めて危険な情報であり、本人は正しいと思っていても、誤っている可能性があります。
そのような情報を信じて頭の中で考え、いざ実践しても、結果が伴わない…悲惨なことになってしまいます。
このような失敗をする人が「ネットに書いてあった」(ネットで見た)と、答える人の中にはいると思います。
これは、私の経験から、インターネットで馬鹿になるとどうなるかについての私的意見(参考)です。
まとめ
ネットには経験則があふれていますが、一般的なものであれば本に書いてあります。
本に書かれていない(一般的でない)経験則が、ネットで注目を浴びるものとすれば、
その経験則は偶然によって引き起こされた 再現性 の低い情報ということになります。
つまり、間違いが多い、または確実性の低い情報ということです。
そのような経験の話は 一回性 のものが多く、あまり反復性がありません。
経験とはいえ、もしかすると本当に重要だったことを見落としている可能性もあります。
検証を繰り返し、数値化できたり、計算式であらわせるものであれば、話は別ですが、
そのような話の多くは算数・数学・理科・科学・化学などでつかう公式によって証明されています。
その点、ネットの情報には感情などが込められた言葉でつづられており、書いている人の物語ともいえます。
作文などのように読む人によって受け取り方が異なる情報でもあるわけです。
そのため 感情移入 して、感動したりするわけですが、本当こと(細部まで)はリアルでないとわかりませんし、
それが他人に手伝ってもらって得た成果であれば、見落とす確率は高いものになることでしょう。
“ ネットばかりしていると馬鹿になる ”というのは、まんざら嘘ではないことがわかりましたが、
ネット(ブログの記事)でも教科書、参考書、新聞、本などの信用できる情報を活用することが
馬鹿を増やさないこと、また自分が馬鹿になることの予防につながるのではないでしょうか。
ブログの経験談は参考程度で扱うのがよいと思いますよ。
馬鹿の話ついでに、かげで馬鹿にされないように下記の記事もお読みください。
→ 馬鹿な人の特徴…こんな人は知らないところでバカにされる
2015/4/8 6:55:55