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ブログ記事|「人と同じ」がいい商品もある
「人と同じ」がいい商品もある
それは、失敗が怖いからです。
しかし、失敗は検証し改善していけば済むことですし、
結果、前に進む為の大きな財産になります。
失敗は、失敗のまま放置するから失敗なのです。
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それでは、今回もよろしくお願いします。
「人と同じ」がいい商品とは
前回は、1種類へ集約されていく商品についてお話しました。
規格などのように、商品によって利用価値が決まってしまう商品は
より価値の高いものへと集約され、結果的に1種類になってしまいます。
しかし、1種類に集約される、とまではいかなくても、数種類に
まとまりだす商品というのは結構あります。
例えば、ビールなどが一例として挙げられます。
ビールというのは結構ポピュラーな商品であり、飲み会などでも
「とりあえずビール」ということが多いでしょう。
こういったポピュラーで、大勢で利用(消費)するケースでは
「人と同じ」ということはプラスに働きます。
大勢の中で、一人だけ違うビールを頼むというのも、場をしらけさせます。
確かに、ビールといえども、こだわりのある人はいるのでしょうが、
大勢の中ではあまり主張しません。結果、品種的にも無難な方へ
売れている品種へと集約されていくことになります。
最近では、また多くの品種が発売され、ビール戦争が起こりそうですが、
結果的には、数種類の銘柄に集約されると思います。
「人と違う」ことがいい商品
しかし、同じアルコールであっても、ワインならどうでしょうか。
ワインは、非常に嗜好性の高い商品だといえます。
こだわりのある人にとっては「人と同じ」ではなく「人と違う」という
品種を求めるものです。
マニアにとっては、ワインに関しては非常に詳細に地図を持っている
という状態です。その情報量を自慢しあう、交換しあうというのも
一つの楽しみなのでしょう。
結果、ワインなどは、非常に多くの銘柄があるということになります。
また、それぞれに強力な支援者がいるということです。
こういった市場では、世間の評判で左右されない「知る人ぞ知る」
という、隠れた存在こそに価値が生まれます。
このように、商品とは、使用のされ方により、メジャーな方がいいのか
むしろ、マイナーでも名品であったほうがいいのか、と分かれることに
なります。
商品の性格や、お店の考え方により、同じような商品でも、
あなたの想定したターゲットに合わせて、どの商品を選ぶかは
慎重に考えなければなりません。
多品種化に向かう現在
どの商品を選び、お客様に勧めるのかで
お店の考えが現れます。
しっかりしたお店の方針をもって
商品仕入れをしなければなりません。
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2015/6/16 15:53:27