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ブログ記事|年金減額取り消し訴訟で翻弄される現役世代は政府の思うつぼ
年金減額取り消し訴訟で翻弄される現役世代は政府の思うつぼ
年金減額取り消し訴訟で翻弄される現役世代は政府の思うつぼ
はじめに下記をお読みください。
「では若者に死ねと言うのか」 高齢者の「年金減額取り消し訴訟」に現役世代が猛反発
原告によると、生活の苦しい受給者から「年寄りは死ねと言うのか」という声が届いているというが、今の高齢者よりも負担率がはるかに高い現役世代からは「若者に死ねっていうんだな」と反発は大きい。
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これは“ 年寄VS若者 ”のような戦いですが、このセリフのやり取りを読んでいるとコントのようです。
問題は“ 年金 ”であってお年寄りではないはずですよね。
本来、政府が非難されるべきところですが、お年寄りに噛みついた現役世代は将来の自分である年金受給者を傷つけてしまったわけです。
政府にとっては、話がそれたうえに共食いをしはじめたわけですから、これ以上、面白いことはありません。
「 勝手につぶしあってくださいwww 」と、まさに政府の思うつぼになったわけです。
現役世代は将来の自分たちの姿をみている
現役世代の間では、年金はもらえないなど、不穏な話もでていますが、政府を信用している人は、まだいるのでしょうか。
そんな疑問に「信用していない」と答えるかのごとく、年金とは別に、自分で老後資金を貯めている人も多いはずです。
税金の名のもとに勝手に給与から差し引かれていることに納得いかない人も多いことでしょう。
そのような気持ちを抱えたまま老後をむかえ、もやしで生きる生活をしている時に「来月から減額しますよ」なんて言われたらどうしますか?
これまで勝手に差し引いておいて、支払うときは減額とは何事だ!!と怒る人がいても当然だと思います。
今回の訴訟は、そういう状況に陥った年金受給者ですので、老後の自分かもしれないと考えておいたほうがよいでしょう。
相手は政府だから、しっかりと批判、糾弾しよう!
将来、自分の生活が苦しくなくても、友人や身内に、そのような状況に陥る人がいるかもしれません。
批判、糾弾されるべきは政府なわけですから、相手を間違わないようにしましょう。
今回の年金問題なら、その業務のほとんどは民間委託との声も聞きますので、職員は不要です。
職員を解雇して、予算を削減すれば、いいだけの話です。
毎回、毎回、このような話になると、仕事があるから職員は削減できないという理由をつけるのが定番となっています。
今回の訴訟は、そこを変えるための布石にするべきことではないでしょうか。
年金受給者と現役世代が力を合わせて改革していくべきことだと思います。
改革できないと思うなら老後資金を貯めよう
そんなことを言われても難しい…できないと思うなら、老後資金を貯めるようにすれば済む話です。
現役世代のうちに“もやし生活”をして老後は肉を食べるなど、歳を取れば食べる量も減りますので、お金も現役世代の時ほどかからないはずです。
自分の生活を見直して、絞れるとこを絞って、老後のためにとっておくようにしてみてはどうでしょうか。
ただし、楽しみのない生活になるかもしれません…それが、今の日本なのですから、そんなのは嫌だと言うのなら、国のあり方を変えていくしか方法はないでしょう。
その方法とは、選挙で改革してくれる人に投票して、政治家を育てていくことです。
今の若者に多い詐欺師など、犯罪に手を染めるようなことだけは考えないようにしてください。
まとめ
年金減額取り消し訴訟で起きた“年寄VS若者”のコントのような話でした。
今回の訴訟で受給者が勝利すれば、現役世代も恩恵を受けるわけですから“ 悪いのは政府 ”相手を間違えないようにしましょう。
年金受給者が現役世代に「お前たちもこうなるぞ!」と、将来像をみせてくれたと思えば、やるべきことはわかるはずです。
年金以外に老後資金を貯めること、改革してくれる政治家を育てること、この二点ではないでしようか。
人口減少が続く日本ですので、公務員や議員のような生産性のない人たちが増えていけば、どんどん増税が続き、いずれは立ちいかなくなります。
現在、ギリシャが、そのような状況に陥っていますが、みなさんも、これから日本に起きる未来は想像できるのではないでしょうか。
その時に自分がどうなっていたいかを考えてみることも大事だと思います。
2015/6/4 6:55:55