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バレンシアのパン山盛り! たっぷり朝ごはん

昔ながらのパン屋さんで、バレンシアでよく食べるパンを購入

週末は、家から一番近いパン屋さんの焼き立てパンを食べるのがわたしたち夫婦の楽しみ。大体いつも Pan Quemado(パン・ケマド) を買っています。

この日は平日でしたが、日本からお客さん(日本人Xスペイン人カップル)がはるばる遊びに来てくれたので、パン屋さんでわたしたち夫婦のオススメするパン、そしてお客さんカップルの食べたいもの全部買ってみました。どれも焼きたてで、ほんのり温かかったです。

もちろんお供はCafé con leche(カフェ・コン・レチェ、スペインのカフェオレ)としぼりたてのZumo de naranja(スモ・デ・ナランハ、オレンジジュース)で決まり!

スペインの朝ごはん。

パンの種類は、写真左から説明すると

  1. 半球形の丸いパンが、 Semana Santa(セマナ・サンタ、イースター)にバレンシアで食べる Pan Quemado(パン・ケマド) 。ふわふわのパンで、大きく見えるけれどすごく軽い。
  2. 2つある小さいパンというかお菓子は、 Empanadilla de boniato(エンパナディージャ・デ・ボニアト) 。アニス酒で風味付けしたさつまいものペーストが入っていて、とてもバレンシア的。
  3. 細長いのは、 Empanada de espinaca(エンパナダ・デ・エスピナカ) 。中にはほうれん草が入っています。
  4. 一番奥の丸いパンは、 Torta de pasas y nueces(トルタ・デ・パサス・イ・ヌエセス) 、あるいはTorta de pasas y nueces(トルタ・デ・パサス・イ・ヌエセス)やTorta de pasas y nueces valenciana(トルタ・デ・パサス・イ・ヌエセス・バレンシアナ)と言われることも。レーズン(pasas、パサス)とくるみ(nueces、ヌエセス)が入っています。中はもっちりフワフワで、くるみの香ばしさがたまりません。バレンシアナと呼ばれるように、これもバレンシアでよく食べる素朴な甘いパンです。
  5. 手前の白いお皿に乗っているは Coca de pisto(コカ・デ・ピスト) 。Pisto(ピスト)と呼ばれる赤ピーマン、トマト、ズッキーニ、玉ねぎ、にんにくなどをオリーブオイルでじっくり炒め煮したものをCoca(コカ)と呼ばれる生地の上に載せて焼いています。Coca(コカ)はカタルーニャ地方やバレンシア地方でよく食べ、生地の厚さはお店によってまちまちかな。 ピストはラ・マンチャ地方の料理 ですが、スペイン中割りとどこでもで食べられると思います。

マドリード出身の友人が食べたことがなかったパンが「 1 2 4 」でした。

「これはマドリードで食べる?」「これは食べたことある?」「これスペインの他の地方では食べるのかな?」なんて会話を楽しみながらの朝食で、スペインは地方による食の多様性がすごいなぁと改めて感じたのでした。

彼らとはディナーやランチも楽しんだので、また別途リポートします! 遠いところから遊びに来てくれてありがとう!!!

HORNO ARAGÓN
住所:Calle de Antonio Suárez, 40, 46021 Valencia
電話:963932800

2015/4/29 18:20:08

スペイン庶民生活@バレンシア

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