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バレンシア飲食業界の新しい試み:Valencia Culinary Meeting

Valencia Culinary Meeting開催中!

Valencia Culinary Meeting 」は、バレンシアの中でも「名店」の呼び名の高い12のレストランが、スペイン国内外から実力派シェフたちを呼び寄せ、コラボレーションメニューを提供するイベント。3月4日(金)と5日(土)とたった2日だけの夢の競演と限定メニューが話題を呼んでいます。

日本人シェフも2名登場!Valencia Culinary Meetingのイベントの一環「Desayuno Colón」

2日間限定メニューの他に、2月27日(月)から3月4日(金)まで、毎朝バレンシアNo.1のカフェスポット・コロン市場(Mercado de Colón)で「Desayuno Colón」と言う名の座談会が開かれています。

Valencia Culinary Meeting

3月3日(木)の座談会は、お気に入りのアジアン・エスニックレストラン「 Ma Khin Café 」の姉妹店「Seu Xerea」の日本人シェフ、そして「 Seu Xerea 」が今回のイベントに招待したロンドンの人気和食レストラン「ZUMA」で活躍していた日本人シェフが登場!

左が「Seu
Xerea」のシェフ、そして右がZUMAのシェフの遠藤さん。遠藤さんがこのたびのゲストシェフ。

座談会が終わって、オルチャタなどが配られました。

その他には「 Ma Khin Café 」と「 Seu Xerea 」のオーナーでイギリス人のスティーブさん、バレンシアのミシュラン1星レストラン「Riff」のドイツ人オーナーシェフ、そしてはるばるカンタブリア地方からイベントのためにバレンシアにやってきた2星レストラン「El Cenador de Amós」のシェフも参加しました。

飲食業界の裏が少し垣間見えたり、和食とスペイン料理の共通点、今後のバレンシアのガストロノミーやそれぞれのシェフの料理に対する思いなどが聞け、とても有意義な時間でした。「 Valencia Culinary Meeting 」にゲストとして参加しているシェフはみな招待したシェフの個人的な友人だそうで、このイベントのために店も完全休業してきたレストランもあるそうです。

シェフ達のバレンシアだけではなくスペインのガストロノミーを更に高いところへ持ち上げたい、一緒に切磋琢磨したいという熱い思いが伝わる座談会でした。

Valencia Culinary Meetingの特別メニュー予約

日本と比べると年収の低いスペインでディナーメニューの価格帯が100ユーロ前後と言うのはかなり贅沢な感覚ですが、それでも4日(金)と5日(土)のディナー時間はほぼどのレストランも満席で、残り僅かランチならば予約可能という状況のようです。ランチとディナーの値段が同じレストランもありますが、ランチは価格を抑えたレストランもあります。

参加レストランとシェフ、そして2日間限定のスペシャルメニューの詳細は 「Valencia Culinary Meeting」の公式サイト をご覧ください。サイトから予約も可能です。興味のある方はお早めに!

最後のおまけ:「Ma Khin Café」で、遠藤シェフの刺身デモンストレーション

座談会の後に遠藤シェフが「 Ma Khin Café 」でTVE(スペイン国営放送)のために刺身のデモンストレーションをすると聞き、お邪魔させてもらいました。華麗な包丁さばきと、冬から春への移り変わりを表現した盛り付けは素晴らしいの一言でした。

TVE(スペイン国営放送)が撮影! 料理する姿が美しい遠藤シェフ。 出来上がり! 美しいの一言。

気さくな遠藤シェフですが、包丁を握るまなざしは真剣そのもので、キッチンに入ると凛とした姿が美しかったです。土曜日に遠藤シェフの特別メニューを食べに「 Seu Xerea 」に行くのが本当に楽しみになってきました。

2017/3/4 20:58:46

スペイン庶民生活@バレンシア

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