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ブログ記事|バレンシア旧市街のワインと創作タパスのオシャレなバル「El Tap i altres terres」
バレンシア旧市街のワインと創作タパスのオシャレなバル「El Tap i altres terres」
スエカ村の国際パエリアコンクールのためにバレンシア入りしていた、 東京・豊洲「バルデゲー」 のシェフ、スペインワインのインポーター2名、 日本パエリア協会 のパエリア・エバンジェリスト、おいしいものが大好きな留学生とバレンシア在住の日本人xスペイン人夫婦とわたしたち夫婦でディナー。
なかなか手ごわいメンバーだけど、どこへお連れしよう?
美味しいつまみでワインを飲みたい人向けのバル「El Tap i altres terres」
ワインの品ぞろえがよくて、日本では珍しい気の利いたものが食べられて、リラックスした雰囲気で…初めてお会いする人もいるので、サービスもそつがないところがいい。
ということで、バレンシアの旧市街にある 「El Tap i altres terres」(通称「El Tap」) に決定。家から近くないのでたまにしか行きませんが、ワイン好きとの会食には使えるお店としてわたしの脳内データベースに保存されています。
お料理は親切なオーナーのおススメと定番ものを中心に注文。ワインもしっかりアドバイスをもらいました。
今日連れて行く人達は、ワインのプロとシェフだからと少々プレッシャーをかけてごめんなさい。
お店の中の写真を撮っていますが、ちょうど気温が少し下がった日だったので、テラス席をお願いしました。お通しは、かぼちゃの冷たいスープ。パンにはちゃんとオリーブオイルがついてきます。
巨大なコロッケは、イベリコ豚の生ハムコロッケで、1個から注文可。
こちらの2つは、わたしが大人数の場合は高確率で頼む料理。
左がバレンシアのトマトにMojama(モハマ、マグロの生ハム)・ツナ・酢漬けのイワシなどを盛ったサラダ。いろいろ上に載っていますが主役はバレンシアのシャクシャクして甘いだけじゃないおいしいトマトです。
右のサラダは、Burrata(ブッラータ)というフレッシュチーズのサラダ。Burrataとはバターを入れたという意味らしく、その名の通り濃厚で少し甘みがあります。切ると生クリームとチーズがとろり。ナポリから仕入れているそうです。唯一の難点は、ものすごく大きいので1皿を4人で分けて食べるとちょうどよいということ。夫と2人の時は頼めないのが本当に残念…。
お次は、バレンシアでよく食べる料理を2つ。
左はCoca(コカ)と呼ばれる、薄焼きピザのようなものです。「El Tap」には、数種類コカがありますが、わたしたちは本日おススメだった焼いたイカとナスのペーストのコカを。イカも新鮮だし生地もいい感じ。
右は、Huevos Rotos(ウエボス・ロトス)と呼ばれる一般的なタパス。バルセロナだとHuevos Estrelladosだったっけ?? 地方によって若干名前が違いますが、ようはジャガイモをオリーブオイルで揚げ煮(あるいは揚げて)して目玉焼きをのせる、絶対に間違いないヤツです。
生ハムやチョリソーを添えることも多いけれど、こちらは、フォアグラとMorcilla(モルシージャ、豚の血のソーセージ)が入っていました。贅沢!
そして最後はイベリコ豚のPluma(プルマ)と呼ばれる希少な部位のステーキ! 柔らかくて繊維もなく美味でした。日本ではなかなかなさそうなので頼んでみましたが正解でした。
デザートは満腹だったのでパスしようかと思いましたが、オーナーからサービスでサフランのクリームにOrujo(オルホ)と呼ばれるリキュールのアイスクリーム添え、そしてブリオッシュのTorrija(トリハ、スペインのフレンチトースト)が出てきました。ごちそう様そしてありがとうございます。
ちなみに、9人で上記の料理にワインを4本+各自初めの1杯(ビール、カバ、ガス入りの水)で一人32ユーロとかなりお得でした。バレンシアの旧市街で美味しいワインでちょっとこじゃれたディナーを楽しみたい方には本当におススメのお店です! グラスワインの種類も豊富ですよ。
ワインとおしゃれな創作タパスを楽しむなら「El Tap i altres terres」
- 住所:Calle de Roteros, 9, 46003 Valencia
- Facebook: https://www.facebook.com/restauranteeltapvalencia/?fref=ts
- 電話:963 91 26 27