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ブログ記事|最長でも4時間毎に痰を吸引をしないと窒息死してしまう父
最長でも4時間毎に痰を吸引をしないと窒息死してしまう父
(シリーズの)前回の掲載でも記した 胃瘻(いろう)による医療用流動食の摂取 などを始めとして、(生命の)責任が持てません という理由で、全ての施設から受け入れを断られてしまう程、数々の酷い症状となってしまい、細かくは別の掲載にて詳しく載せる予定です。
施設側が最も嫌がっていたのが、父の窒息死してしまう危険 でした。
手を動かしてティッシュを持つことも出来ないばかりか、自分の力で 痰を吐き出したり・飲み込んだり することも出来ないため、喉に溜まった痰をそのままにして放置しておくと 窒息死してしまう危険 がありました。
そのため、風邪などをひいていない体調の良い時でも 最長でも4時間毎 に、具合の悪い時は、もっと早い頻度 で、痰の吸引をしないと、父は窒息死してしまう危険がありました。
間違いなく、最長でも4時間毎に、具合が悪ければ、もっと頻繁に 痰の吸引を行う ことが困難、この痰の吸引を怠ってしまって父が窒息死してしまった場合に 責任が取れない という理由で、全ての施設が受け入れを断ってきたのです。
BLOG内で、しばしば 朝5時から夜中の2時まで、毎日、休むことなく父の介護をしなければならなかった と記している理由は、痰の吸引をしなければ 父が窒息死 してしまうからです。
残っていた写真の画質が悪いですが、写真の右上に赤い線で囲っているのが、実際に使っていた痰の吸引器です。
同じ製品ではありませんが、吸引器は、このような機能を備えた機械です。
単に 痰の吸引 と言っても、口からカテーテルを入れる場合と鼻から入れて吸引する場合と 2つの方法 があります。
父のように症状が酷く、口から吸引できない患者の場合には、鼻から吸引を行います。
辛うじて父の場合は、左の鼻からだけ細いカテーテルが入りましたので、左鼻から痰の吸引を行っていました。
吸引をする側も、とても大変でしたし、処置を受けている父も相当に辛かったと思いますが、この辛い吸引を続けたことで9年間、生命を繋ぎました。
当時の法律で、父の痰の吸引を行うことが出来る人間は、下記の者に限られていました。
(1)医師
(2)看護師
(3)配偶者または血の繋がった者
最後の項目に該当する人間とは、配偶者である母と私、そして介護放棄をして、このような父の病状さえ知ろうとしなかった私の兄 の3人だけです。
シリーズ連載中 全ての説得を拒否した芸能人の子供が多く通っている誰もが名前を知っている有名私立小学校の教師をしている兄の悪業
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/ca82c30d916dba8ba415de28051e33a7
16年に及ぶ父への介護放棄と父の死後、全く供養も行わずに未だに実父の墓の場所すら知らない有名私立小学校の教師をしている兄の悪業を掲載しています。
BLOG記事 胃瘻(いろう)という漢字を読めますか? 意味が解りますか? ラコールを知っていますか?
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/ab2c192b3630cb771c2f9cdc48c46001
( 続く )
その他のシリーズ 認知症の父の自宅介護 の各記事の一覧は下記のURLに載っております。
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/357b83df4b2f1613c2fa5e366d6d96e3
育ててくれた親が病気になれば、介護をするのは人として当たり前のことです。(写真は大昔に父が箱根へ連れていってくれた時の写真です)
そんな父への介護のピークは、どの施設からも(病状が酷く)受け入れを断られ、2002年~2011年までの間に朝5時~夜中の2時まで毎日続けた自宅介護でした。
このBLOGの他の連載中、連載完了の各シリーズは下に紹介したURLまたは画像をクリックすると、該当するシリーズのBLOG記事の一覧に行きます。
--- 連 載 中 ---
シリーズ「世の中に物申す」
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/5daf02cffe9da5b480f3820aa21dd756
どのような不利益が降りかかったとしても、世の中に発信していかなくては‥‥と
私の心が揺れ動くことを微力ながらも発信しています。
シリーズ 教師に道徳的指導は行わないと私に語った校長
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/11b4e5673c18af2b8cbeb1cf3726222d
民法第877条違反の懸念が強い教師がいることを保護者に隠し、道徳的な指導を教師に行わないと言った有名私立小学校の校長の話です。
シリーズ 唯一の被爆国 日本の戦争について
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/fdaa79c8088b9c248a8b233e824576cf
唯一の被爆国である日本の戦争について様々な角度から自分の思うことを記していきたいと思います。
シリーズ 心の偏差値
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/cb3273f5b779ad947160f885015d4e38
頭デッカチ、頭がいくら良くても、本当に大切なのは心の豊かさ、その思いを綴っております。
シリーズ 音楽の素晴らしさ
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/7e3b92fd45e0082610ac0f53b1c957c1
音楽の素晴らしさを私の拙い文章でどこま表現できるかわかりませんが、記していきたいと思います。
シリーズ 世界が実力を認めたピアニスト 川上敦子さん
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/ab144349ca849a6e6f7e8514a704a86e
大成功のカーネギーホールのリサイタルと同じ演奏を聴きました!
既にシリーズ掲載を完了している 伝説のピアニスト 川上敦子さん(全25話)の続編にあたります。
シリーズ 日本を思う
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/405be3999114db53c15c40c8f9074e75
私が生まれ育った日本。 この日本を思う心を綴っていきたいと思います。
シリーズ 歴史あれこれ
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/2e5b20b732b5089016301b0f7c860a53
学校の授業で教わる歴史とは違った切り口で、歴史の話を伝えていければ ‥‥ と思っています。
ランダムで古今東西の話が飛び出してくると思いますので、ご了承下さい。
シリーズ DIY 自分で作ったり修理したりする
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/4234d39dbee719b1c82d8ec942361b29
下手ですが、私の趣味のDIY関係を載せていきます。(写真は自作した立水栓です)
シリーズ 遠き日の思い出
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/1fd8827372937ffcaeff5020c130d363
発掘された小学校三年生(1975年)の日記や写真を中心に子供の頃の楽しかった想い出を振り返ります。
(馬が子供の頃より大好きだった私がポニーに乗っている写真です)
シリーズ 美味しいものシリーズ
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/d50801e93535e5d591d2f926236429cf
私が巡り遭えた美味しいものを載せていきます。
一話完結・番外編・その他
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/6fb93531a650944a79df8f17953f0b2f
シリーズものでない一話完結の話を掲載しております。
Facebookのダイジェスト
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/b3416c4cddea8f8ef7dd0788fcd1aa47
私がFacebookで掲載している記事をダイジェストで載せています。
--- フォトチャンネル ---
様々な写真集を掲載したフォトチャンネルへの入口のURLとなります。
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/c9ced1117c86eb51aea4177123b57118
--- 既に掲載完了済み ---
伝説のピアニスト 川上敦子さん (全25話)
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/425e60748dfa331bec8b445953003a7a
演奏不可能と言われたリストの超絶技巧練習曲(1837年版)を日本で初演したピアニスト
川上敦子さんのことを掲載したシリーズです。
最終話:2015年3月11日掲載 川上敦子さんから頂戴したお心
祖母の思い出 (全第14話 最終話を掲載)
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/4816511909af978673200140e1fbc228
4人の祖父母の中で唯一、長い交流のあった私が32歳の時に他界した祖母の思い出を記したシリーズとなります。
最終話:2015年6月10日掲載 多くの教えと思い出をありがとう。(シリーズ最終話)
重度の介護が必要だた父の緊急入院から納骨まで (全21話)
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/c203e74471097ecc448cff62eae56542
重度の介護状態で自宅介護を受けていた父が緊急入院して他界してしまった話を記したものです。
最終話:2014年11月29日掲載 認知症でも、まだ手が動かせていた頃の父が描いた絵
愛犬パークの15年の生涯 (全18話)
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/a8ccdc94c043ada8644af3606c3c34a5
保健所で殺処分されるところを助けられた生命。我が家に様々な想い出を残してくれた愛犬パークの15年の生涯を綴ります。
最新話:2015年11月30日掲載 母の腕の中で静かに天国へ旅立って逝ったパーク
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2016/9/4 23:00:10