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ブログ記事|「どぼくや」の‘ニンニク’?!
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「どぼくや」の‘ニンニク’?!
朝もやが立ちはじめ、ひと雨ごとに寒さが増す時期となりました。
木々は紅葉し色鮮やかな景色を楽しませてくれています。
そして山岳部では早くも白いモノが降りて来ているようです。
すっかり日が短くなり、ほんの少し前までは朝仕事に夜(夕)仕事と、お天道様の明かりがある限り畑作業をしていたのが懐かしくさえ思えます。
体を休め、頭を使えと言われているようでもあり、これで一年のバランスが取れるのかなと感じます。
さて、どぼくや農園では6年生となった「どぼくやスイカ」ですが、今年を振り返る時間もボチボチ出て来ました。
実は、《栽培日誌 その3》 で2014年版をまとめる予定でしたが、すっかり時期を逃してしまっています。
総合的に見れば、今年は安定した気象で順調な暑さも続いたこともあり、スイカ栽培にとって最適な環境となったように思います。
昨年のような長雨や日照不足の心配もないということで、病気の発生リスクも少なく、糖度もしっかり上がりました。
・・・ただスッキリしない点も、多々ありました。
その一つは、栽培条件による違いがよくわからなかったことです。
今年の栽培では、肥料をはじめ栽培方法をはっきりと分けて比較してみようという考えがありました。
ところが、気象条件が良すぎたのかその差は私の目や口では判別出来ないというのが正直なところでした。
栽培条件の違いよりも気象条件による影響の方が植物にとって大きいのかも知れません。
お天道様の力が如何に偉大なものであるか...が、はっきりしたといったところでしょうか。
(※ ヒントとしては、コンパニオンプランツとして混植していたネギの成長に違いがあり、これがポイントかなと感じているところです。)
来年の方針は、暗くて畑に行けない分(?)これからじっくり考えようと思っているところです。
さて、どぼくや農園ではスイカが終わると同時に栽培が始まったモノもあります。
植え付けてから2週間ほどですが、早くも芽を出し始めました。
それは、・・・「ニンニク」なんです。
昨年、試しに本場・青森県田子町から取り寄せた種を栽培し、今年収穫したモノをさらに植え付けてみました。
栽培期間が9ヶ月と長いのですが、無農薬で除草以外は栽培の手間がかからないというのがありがたいところです。
「どぼくやニンニク?」として検討しているところですが、収穫の時期はズレても乾燥後の出荷の時期が重なっちゃうんですよねぇ~・・・あの丸いのと!
ニンニクは多くの料理で食材の引立て役としてよく利用されていますが、実は炊飯器の保温機能を使って熟成させるとこれがまた美味なんです。
これは「黒ニンニク」と呼ばれていて、栄養価も満点!
フルーティな味に変わってしまうので、美味すぎて食べ過ぎにも注意です。
また、ニンニクは デザイナーフーズ・ピラミッド と呼ばれるガン予防効果の高い食品の頂点に位置しています。
臭いが気になるところですが、とても優れた健康食品として関心を持っているところです。
「ニンニクは みんなで食べれば 怖くない!」
さあ、臭いを気にせず(?)心身ともにパワー全開の健康体を目指しましょう!