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ブログ記事|長期留学の荷物:郵送はせずに現地調達か手荷物で
長期留学の荷物:郵送はせずに現地調達か手荷物で
スペインで関税の対象になる日本からの荷物
スペインへ長期留学の場合、気になるのが荷物。
飛行機の預け入れ荷物はスーツケース1個、そして手荷物。到底これでは持って行きたいものがすべて入らない、という方もたくさんいると思います。
日本からスペインに荷物を送るというオプションもありますが、ちょっと待って下さい!
日本からスペインに送付された荷物は、かなりの確率で税関で止められ、関税をかけられます。
昔は関税の対象にならないように、内容物は「贈答品」や「古着」そして、合計金額を少なくするという方法がありましたが、ここ何年かはそういった方法をとっても関税がかけられます。
実際に関税をかけられた人達の苦労
スペイン在住日本人がよく利用する掲示板「 スペイン探偵局 」でも、日本からスペインに発送した荷物について何度も話題になっています。
最近のところではこんな感じで、困っている人がたくさんいます!
- 郵便45ユーロ以内にも関わらず課税、抗議
- 日本からの郵便物 2015春現在
- 日本からの荷物
- 荷物を送る
- 小型包装物ってどうなんでしょう?
- EMSダメですか
- 日本へ返送された荷物
- 税関からAVISOが届いたのですがNIEがまだです
- 止められた荷物 報告
上記にもありますが、NIE(IDナンバー、 Tarjeta de Estudiante 取得時にもらえます)がないと手続きができないので、周りのスペイン人などに助けてもらうことになりますが、煩雑な手続きにスペイン人も嫌になってしまうことが多いようです。
また、関税手続きを終えてやっと何か月後かに荷物を受け取ったけれど、その荷物はもう殆ど必要のない季節の洋服だった…と言うようなこともあります。
荷物はスペインで現地調達か機内預け入れで!
スペインは、EU圏の先進国です。
首都ではないバレンシアでも 日本食 などは贅沢を言わなければ大抵のものが手に入ります。なので一番いいのはなるべく 荷物を少なくして、足りないものはスペインで購入 すること。例えばスペイン・バレンシアでは革製品が安いので靴やブーツはバレンシアで購入。ZARAなども日本より安く購入できます。夏服などは、安いスペインブランドのものを買い、帰国時は処分して帰るという方法もあります。
日本からスペインの郵便は特に問題がないので、日本への郵送も可能です。
なるべくスペインで買い物はしたくないという方は、 機内預け入れ荷物がスーツケース2の航空会社を探すか、あるいは、追加料金を払ってスーツケースをもう一つ預ける ということもできます。一昔前に比べ、追加の預け入れ荷物は割安になっています。
時間・労力・そして郵便物の紛失というリスクを考えると、スーツケースを一つ余分に持ってくる方が安全で安くつきます。