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ブログ記事|6年生の“ボ・カ・シ”!
6年生の“ボ・カ・シ”!
ナント!8回目の「どぼくやスイカ」栽培に今年もチャレンジします。
ということで、年頭の恒例作業となった「ボカシ(アミノ酸発酵肥料)」製作が今年も始まっています。
早いものでボカシ肥料を作り始めて6年目となりました。
市販のボカシ肥料を購入するよりはるかに安く作れることもあり(・・・もちろん人件費は無視!)、より好いスイカの生育に期待を抱きながらの製作は楽しみの一つです。
しかしながら、毎年じわりじわりと資材価格が上昇し(特に魚カスは当初の倍の値段!)、自家製造のメリットが減少しつつある状況です。
そんな訳で、今回は魚カスの割合を減らし、その代わりということで骨粉を加えてみました。(第一次発酵)
・・・でも、骨粉の価格は去年の魚カスの値段と同等なので、全体的な価格では変わっていませんが...。
しかし、いざ発酵が始まるとこれまでにない状況にビックリです。
今回は慣れたこともあり、これまで2回に分けて作っていた量を1回でまとめて製作することにしました。
それに伴い、温度計も中央底部と表面付近の2箇所に取り付けてみましたが、まず驚かされたのは、発熱温度の高さでした。
それと意外だったのが、発酵は表面付近の方から中心へと向かって進んでいくということです。
これは湯たんぽ代わりのペットボトルを表面付近に入れているからに他ならないのですが、これまで中心部が一番熱いと勝手に思い込んでいました。
(↑中央底部の温度)
(↑表面付近の温度)
毛布を外すと白い菌(こうじ菌)がいっぱいです。
開始から5日後(発酵が始まって2日後)、高級品となった「魚カス」を加え、第二次発酵段階へ!
ついでにカニ殻も投入!
翌日にはアッという間に40℃を超え、いくら薄く広げてもその温度はなかなか下がりません。
焼けボカシになるので50℃を超えないようにと言われていますが、10日間ほど毎日切り返しをするという制御不能のような状況が続きました。
一気に作ったことで、製造場所の制限もありそれ以上薄く広げられなかった事情はありましたが、“リン酸成分”の多い骨粉を使ったことによる影響もあったのかは不明のままです???。
6年生の“ボカシ”は5年生までのモノよりリン酸成分が高いということで、きっとイイ花を咲かせてくれることでしょう。
・・・ 良い花 ⇒ 好い果実 ⇒ おいしいスイカ となってくれることを期待しています。
今年の課題は、 昨年イマイチだった「種なしスイカ」 を立派に育てようということです。
さて、今年はどんな果実ができるか楽しみです!