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ブログ記事|軽井沢スキーバス転落事故の報道姿勢に対する私論(亡くなられた運転手さんについて)

軽井沢スキーバス転落事故の報道姿勢に対する私論(亡くなられた運転手さんについて)


2016年1月15日の深夜に起きた15人もの尊い生命が失われた悲しい事故に関して、心より亡くなられた方、そのご遺族、関係者の方にお悔やみ申し上げます。

乗客としてバスに乗っていた将来に無限の可能性を持っていた若い大学生の皆様には、何も悪いことなどなく、一瞬にして大切な生命が奪われてしまったことには、何と表現して良いのか、記す言葉が見つからないほどの思いであり、亡くなられた方だけでなく、そのご家族の皆様の悲しみを思うと、心が痛みます。

これらの関係する皆様の悲しみが第一であることを冒頭で説明させていただいた上で、現在も事故原因などに関しては、調査進行中であり、最終的な結論が公表されていない時点のことではありますが、自分なりに感じた私論を述べさせていただきたいと思います。

事故発生当初、テレビなどでは、過酷な労働条件下で、大型バスの運転経験の浅い運転手による 運転ミス または 居眠り運転 により、尊い多くの若い生命が失われてしまった事故だという雰囲気で、大々的に報道されていました。

人間とは、最初に受けた数十秒の印象で、物事を深く認識してしまう生き物なので、尊い多くの若い生命を奪った運転手 というイメージを強く受けた人が、世の中に多くいます。

私自身が車(バス)の運転の専門的な知識を有していないので、最終的な事故報告も発表されず、真偽のほども全く解りませんが、国土交通省が公開したビデオ映像での蛇行の様子や、現場検証による事故発生直前のガードレールへの接触などから、何らかのブレーキ故障(ブレーキが効かなくなってしまった状況)が発生 した中で、最後まで運転手さんが、必死に状況を立て直そうとしていたのはないか? との見解を示す専門家の意見もネットなどで、見られるようになりました。

バスのギアも最後はニュートラルだったという発表も、最初は、運転手さんの過失があったかのような報道がなされましたが、国土交通省が公開した動画では、ブレーキランプが点灯しているにも関わらずバスが減速している様子が見られないため、ブレーキランプブレーキ故障説を主張する専門家たちは、シフトダウンを行ってエンジンブレーキで減速させようと試みた過程でニュートラルに入った状態で転落してしまったのだろうという見解を示しています。

死亡してしまった運転手さんに過失があったのか否かは、現時点では解りませんが、事故発生当初に 運転手の過失により多くの尊い生命が失われた として、「 運転手 = 悪 」という構図で報道されていましたが、もしも、この構図が崩れ去った時、運転手さんも被害者であり、その尊い生命が失われてしまったことを、しっかりと報道するのだろうか?(ちゃんと、報道して欲しい)と思うのです。

ご存知ない方も、未だにいるよですが、亡くなられた65歳の運転手さんは、あれだけテレビニュースなどで、氏名と顔写真が報道されているにも関わらず、誰も家族・親戚が名乗り出てこないため、葬儀も行われずに遺体処理(火葬処理)がされたそうです。

現代の日本社会が抱える負の部分の 孤独死 の問題も含んでいる悲しいニュースですので、その部分も、しっかりと報道してもらいたいと思い、微力ながらBLOG化して私論を公表させて頂きました。




-- 関連情報 --

・【セクハラ?】女性アナウンサーに読ませるデリカシーの欠如にテレビのニュース報道の姿勢に感じた違和感
  http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/012caef8b292fb29b28007fa042b67d6



( 続く )



前回の「世の中に物申す」の記事 雪による遅延 3割程度の運行中との嘘情報を発信したとの批判が殺到した京王電鉄の事前告知文
  http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/0558eda3fdd853f4d94c56d7feb37143


・シリーズ 世の中に物申す 他の掲載済の記事の一覧は下記のURLより入ることが出来ます。
  http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/5daf02cffe9da5b480f3820aa21dd756
 どのような不利益が降りかかったとしても、世の中に発信していかなくては‥‥と
 私の心が揺れ動くことを微力ながらも発信しています。



--- その他の連載中のシリーズ ---

・シリーズ 兄の良心の回復を願って
  http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/77bbdaaee9cb0875b7867e6f84584ad1
 小さい頃、とても心の優しい兄が、結婚を境に、性格が変わってしまい、人として、あり得ないような
 親不孝・介護放棄の限りを続けてしまっています。
 しかも、兄は芸能人の子供が多く通っていると言われれる誰もが名前を知っている有名私立小学校の教師です。
 兄は、親不孝・介護放棄の事実を生徒さん、保護者の方に隠し 教壇に立ち、担任を持っています。
 事情を知っている校長(当時)は所属する教師に道徳的な指導を行うことはないと明言し、事実を公表しないため
 生徒さん、保護者の皆さんには何も知らされず、このような状態が続いおり、1日も早い良心を回復を回復が
 私たち家族のためにも、学校で教わる生徒さんのためにも必要だと思い、(証拠が存在するなどの)事実に基づいた
 様々な話を綴っているシリーズとなります。


・シリーズ 認知症の父の自宅介護
  http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/357b83df4b2f1613c2fa5e366d6d96e3
 最後は、どの施設からも受け入れを断られる重度の症状になってしまったものの、その後、
 自宅で9年間の生命を全うした父の話となります。


・シリーズ 唯一の被爆国 日本の戦争について
  http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/fdaa79c8088b9c248a8b233e824576cf
 唯一の被爆国である日本の戦争について様々な角度から自分の思うことを記していきたいと思います。


・シリーズ 心の偏差値
  http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/cb3273f5b779ad947160f885015d4e38
 頭デッカチ、頭がいくら良くても、本当に大切なのは心の豊かさ、その思いを綴っております。


・シリーズ 音楽の素晴らしさ
  http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/7e3b92fd45e0082610ac0f53b1c957c1
 音楽の素晴らしさを私の拙い文章でどこま表現できるかわかりませんが、記していきたいと思います。


・シリーズ 日本を思う
  http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/405be3999114db53c15c40c8f9074e75
 私が生まれ育った日本。 この日本を思う心を綴っていきたいと思います。


・シリーズ 遠き日の想い出
  http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/1fd8827372937ffcaeff5020c130d363
 発掘された小学校三年生(1975年)の日記や写真を中心に子供の頃の楽しかった想い出を振り返ります。
 (馬が子供の頃より大好きだった私がポニーに乗っている写真です)


・シリーズ 美味しいもの
  http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/d50801e93535e5d591d2f926236429cf  私が巡り遭えた美味しいものを載せていきます。


・重度の介護が必要だた父の緊急入院から納骨まで (全21話)
  http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/c203e74471097ecc448cff62eae56542
 重度の介護状態で自宅介護を受けていた父が緊急入院して他界してしまった話を記したものです。


「一話完結・番外編・その他」シリーズの第1話からの各掲載のリンクは 下記のURL になります。
  http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/6fb93531a650944a79df8f17953f0b2f


・私がFacebookで掲載している記事をダイジェストで載せています。
  http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/b3416c4cddea8f8ef7dd0788fcd1aa47





--- 既に掲載完了済みのシリーズ ---


・伝説のピアニスト 川上敦子さん (全25話)
  http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/425e60748dfa331bec8b445953003a7a
 演奏不可能と言われたリストの超絶技巧練習曲(1837年版)を日本で初演したピアニスト
 川上敦子さんのことを掲載したシリーズです。
  最終話:2015年3月11日掲載  川上敦子さんから頂戴したお心

 2015年11月 特別追加掲載(2話を追加)
  掲載日 2015年11月29日  2016年4月28日にカーネギーホールでのリサイタル【特別追加記事002】



・祖母の思い出 (全第14話 最終話を掲載)
  http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/4816511909af978673200140e1fbc228
 4人の祖父母の中で唯一、長い交流のあった私が32歳の時に他界した祖母の思い出を記したシリーズとなります。
  最終話:2015年6月10日掲載  多くの教えと思い出をありがとう。(シリーズ最終話)



・重度の介護が必要だた父の緊急入院から納骨まで (全21話)
  http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/c203e74471097ecc448cff62eae56542
 重度の介護状態で自宅介護を受けていた父が緊急入院して他界してしまった話を記したものです。
  最終話:2014年11月29日掲載  認知症でも、まだ手が動かせていた頃の父が描いた絵




・愛犬パークの15年の生涯 (全18話)
  http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/a8ccdc94c043ada8644af3606c3c34a5
 保健所で殺処分されるところを助けられた生命。我が家に様々な想い出を残してくれた愛犬パークの15年の生涯を綴ります。
  最新話:2015年11月30日掲載  母の腕の中で静かに天国へ旅立って逝ったパーク




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2016/1/23 22:00:08

誰にも遠慮なく素直な気持ちを記します。

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