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ブログ記事|日本人がJapan Rail Passを使用する際の注意点

日本人がJapan Rail Passを使用する際の注意点

海外在住日本人の強い味方Japan Rail Pass(ジャパンレールパス)

日本を訪れる外国人だけではなく、日本国外の永住権を保持する日本人、あるいは海外在住で配偶者が外国人の日本人も利用できる Japan Rail Pass(ジャパンレールパス) は、「のぞみ」や「みずほ」には乗車できないものの新幹線やJRのローカル線が7日、14日、21日間乗り放題。日本一時帰国時に利用される方も多いのではないでしょうか。

かなりお得なパスで、7日間で29000円ちょっと。東京-大阪を往復してしまえば元がとれてしまいます。

以前よりも厳しいJapan Rail Pass引き換え時のチェック

2013年12月の年末帰国時にも Japan Rail Pass(ジャパンレールパス) を購入しましたが、この時はパスポートのチェックのみでスペインでの滞在ステータスはきちんとチェックされませんでした。

でも今回の一時帰国(2015年12月)では、海外在住の日本人がJapan Rail Pass(ジャパンレールパス)を使用する際のチェックが厳しくなったと聞いていたので、滞在許可証(NIE)のカードに加え、Libro de Familia(リブロ・デ・ファミリア)、Empadronamiento(エンパドロナミエント、スペインでの住民登録)も用意。

わたしはスペインでは 永住許可のようなステータス(Larga Duraciónといいます)を保持 し、さらにスペイン人配偶者がいるのでJapan Rail Pass(ジャパンレールパス)を利用する権利はあるものの、いろいろ書類を用意してよかったと思う結果になりました。

Japan Rail Pass(ジャパンレールパス)引き換えに必要だった書類

東京駅で Japan Rail Pass(ジャパンレールパス) の引き換えをお願いしましたが、永住許可も保持しスペイン人と婚姻していることを告げると、滞在許可証(NIE)のカードの方を見せてほしいと言われました。各国の滞在許可証の見本が入ったフォルダーが準備されていて結構ちゃんとチェックします。

さらに「スペインでの住所が確認できるものを」と言われたので、Empadronamiento(エンパドロナミエント、スペインでの住民登録)の紙を提示。スペイン国内では発行から3か月以内のものしか有効ではありませんが、実は4か月前に発行されたもの…。でもこれで大丈夫でした。

今回は永住許可保持者としてJapan Rail Pass(ジャパンレールパス)を使ったので、Libro de Familia(リブロ・デ・ファミリア)はいりませんでした。

Larga Duración=永住許可の認識

以前少し問題になった、スペインの居住ステータスLarga Duración(ラルガ・ドゥラシオン)。昔はPermanente(ペルマネンテ)という名前で、永住許可とみなされていたのですが、名称変更により Japan Rail Pass(ジャパンレールパス) 利用時に永住許可とはみなされない…という問題も起こっていたようです。

でも、今回Japan Rail Pass(ジャパンレールパス)を使用するにあたり、Larga Duración(ラルガ・ドゥラシオン)というステータスが永住許可と同じという認識であることが分かりホッとしました。

また次回使うのは1年後か…。早く年末にならないかな!

2016/1/12 22:11:20

スペイン庶民生活@バレンシア

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