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ブログ記事|唯一の心の安らぎの時間がパークとの散歩
唯一の心の安らぎの時間がパークとの散歩
いずれも最大級の要介護5、身体障害1級で全ての施設からの入所を断られる病状になってしまい朝5時から夜中の2時まで来る日も来る日も続く父の介護が続くようになってしまいました。(2002年秋以降)
母は平日は仕事に行く私と違って、ずっと家で父の面倒を看てくれていました。
肉体的にも精神的にも 極限状態 に追い詰められ、余裕など全くない中、どうにか時間を作って、パークを毎日、散歩連れて行ってくれていました。
今から考えても、母には頭が下がるばかりです。
しかし、母に言わせれば、パークとの散歩は、辛い義務などでは全くなかったのことです。
一日一日が 父の生命を繋ぎ止める真剣勝負 で、心身共に限界の中での生活でした。
その中で、唯一、父の介護を忘れて大好きなパークと一緒に過ごす 心の安らぎ のオアシスタイムが、毎日20分ほどのパークとの散歩の時間だったいうのです。
暑い日も、寒い日も、晴れた日も、雨の日も、母にとっては、大好きなパークと一緒に散歩することが、唯一の楽しい時間だったのです。
写真は、父が酷い病状になる前年の2001年に相模湖へ連れていった時のものです。
( 続く )
このシリーズの前回の記事 夏はサマーカットのパークでした は下記のURLとなります。
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2015/11/28 18:00:11