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ブログ記事|旨くて安い!お米料理専門店「K-anròs」@アルカセル・バレンシア
旨くて安い!お米料理専門店「K-anròs」@アルカセル・バレンシア
週末の家族ランチはパエリア!
義姉が住む、 Alcàsser(アルカセル)に評判のお米料理専門店(Arrcería、アロセリア )があると聞いて家族ランチしてきました。
アルカセルは、本当に何にもないところ(超イケてない村)なのでどうなんだろうと思っていたら、お義姉さんが
「ここは、ミシュランの星持ってるから」
とか言い出して(これは彼女の勘違いで、正解は多分ミシュランガイドに載ったではないかと推測)本当に期待してなかったけれど、これが美味しかった!(写真はクリックで拡大します)
まずは、パンとお通しが出てきます。パンとお通しは一人1ユーロちょっと。安い! この日のお通しは、野菜のポタージュ、コロッケ、チーズとフルーツのジュレ。
前菜1:フォアグラをサツマイモのペーストとサクサクサブレに挟んだもの。塩味と甘味がいい感じ。
前菜2:イカとニンニクの芽の炒め物。優しいお味で火入れもバッチリでした。
前菜3:
季節もの(高い)の、スペイン語でNíscalo(ニスカロ)、バレンシア語やカタルーニャ語でRovellón(ロベジョン)と呼ばれる秋が旬のキノコと温玉。
前菜が美味しかったので、メインに期待が高まります。お義姉さんが ロブスターのパエリア を頼んでいました。ロブスターのパエリアあるいはカルドソ(汁気の多いお米料理)なんかは一番高いメニューなんですが、こちらは驚きの 1人前13ユーロ 。(バレンシアの市内でロブスターのパエリアを食べたら1人前18ユーロです。)
量もたっぷりで、ロブスターの濃厚な出汁がきいていてお米の炊き具合もパーフェクトでした。
ただ、あともうちょっと塩が少な目だったらなって思いましたが、パエリアとは割としょっぱいものなのでしょうがないですね。でも美味しくてもちろんお代わりです。
お義姉、姪っ子、わたしはさんざん食べたのにデザートまでいってしまいました。
こちらのデザート、バレンシアの田舎のレストランとは思えないほど繊細。量も多すぎず、甘さも控えめでいいです。
ということで、あくまでもパエリアは伝統的なパエリア。前菜とデザートはちょっとおしゃれな感じでかなり好みのレストランでした。こんな田舎の(まだ言うか!)のレストランにおしゃれすぎるデザート…と思ったら、シェフはバレンシアのミシュラン1星レストラン「 La Sucursal 」(ラ・スクルサル)で修行したとか。なるほどね!
値段もおなか一杯食べて飲み物入れて一人28ユーロでした。最後の画像を見ていただくとわかるんですが、 普通のフィデウアは1人前9ユーロ、バレンシア風パエリアに至っては7.50ユーロでした。バレンシア風パエリア、バレンシア市内の有名お米料理専門店の半額です。
大人気店なので予約が必要ですが、絶対に近いうちに再訪します。
「 K-anròs 」
営業時間が少し変わっています。金・土・日のランチと、金・土のディナーのみのオープンです。
- 住所:Av de Mestre Serrano, 21,46290 Alcàsser,Valencia
- 電話:961 43 11 66