ブログ記事｜本当に恥ずかしいこと、みっともないこととは何でしょうか？

本当に恥ずかしいこと、みっともないこととは何でしょうか？

誤嚥肺炎により3回の入退院を経て生命は繋ぎとめたものの、全ての施設から受け入れを断られて自宅介護されていた時代の父の写真です。

2002年以降、朝5:00～夜中2:00までの介護を母と私で続けていて（平日は私は会社勤務）、1997年から実家からの連絡を拒否して 介護放棄 を続けていた兄を、時間をかけて説得する余裕など、全くありませんでした。

そんな状況の中、父方、母方、双方の親戚たちも、兄に 「貴方のお父さんが本当に大変な病状なのだから‥‥」 と何度も声を掛けて説得してくれましたが、兄は、それを全て無視しました。

日々の父の介護に追われ、全く余裕のなかった2002年～2011年の時代に、母と私が唯一、兄に働き掛けたことは、冒頭の父の様子を撮った写真を兄の自宅に送ったことです。

父の病状の説明は既に親戚たちが行なっていて、詳しく説明文を記す余裕も私たちにはありませんでした。

介護用ベッドで療養しながら、床ずれ防止のために朝晩の食事の時だけ車椅子に移って、胃瘻により医療用流動食を1時間半かけて食事していた父の夕食時の写真です。

特別に厳しい状況の時の写真ではなく、日々の生活の写真でしたが、この写真を見るだけで、兄が人の心を失っていないのであれば何か感じる筈 だと思って送ったものでした。

2002年より前の時期に何度も連絡しても無視し続けた兄から珍しく返事が届きました。

あんな恥ずかしく、みっともない姿になってしまったお父さんの姿を写真に撮るなんて酷い、気がしれない！

という 猛烈な抗議 が記された手紙が届きました。

親不孝を重ねてしまっている間に、このように病状が悪化してしまった父に対して、何はともあれ駆けつけてくるのが、人の心を持った人間。

育ててもらった実の子供でありながら、何もせず、更に介護放棄を続けるという所業に勝る みっともなく恥ずかしい行為 があるだろうか？

現代は、誰もが知っている有名な芸能人でも、家族が重度の介護が必要となってしまって、その介護の様子をテレビカメラの前で公表することで、世の中に介護のこと を隠さず、世の中に、誰の家庭にも起こる可能性のあることを知らそうとしている世の中です。

これからの日本の未来を背負う子供たちを教える小学校の教師が、介護放棄を重ね、自分の実父の写真を 恥ずかしい・みっともない としか、言えないこと自体が、既に終わってしまっています。

兄に対して、それ以降、何か連絡をすることはしませんでした。



（　続く　）


関連情報

・【兄の悪業の事実】殺人とまでは言わないけれど、それに近いこと
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・介護放棄 「高い学費との評判の有名私立小学校教師＝私の兄は父親の墓の場所すら知らない親不孝」 道徳ゼロ
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・4380万円の父の介護費用を1円も払わない兄に対して提示した調停和解案を全文掲載
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・こうして兄はマインドコントロールされてしまいました
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・もしも兄が改心したならば、天国の父は許すだろうか？
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「兄の良心の回復を願って」シリーズの各掲載のリンクは 下記のURL になります。
　　 http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/77bbdaaee9cb0875b7867e6f84584ad1

このBlogの他の連載中、連載完了の各シリーズの目次へのリンクは 下記のURL になります。
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