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ブログ記事|人材マネジメントの現状
人材マネジメントの現状
水中で水に浮くためには、体の力を抜くことだと言います。
力を抜けば自然と体が浮きます。
人生も同じでしょう。慌ててもがき、じたばたするから、
ますます深みにはまるのです。自然体で流れに身を任せる
余裕があれば、解決策が見えてくるものです。
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それでは、今回もよろしくお願いします。
売上至上主義の崩壊
日本のマーケットは、人口の減少傾向と、モノ余り時代への
突入により、大きく変化し縮小状態になりました。
常に右肩上がりであった経済成長が、横ばいから下降に転じたのです。
結果、売上至上主義は成り立たなくなりました。
売上が伸びなくなった企業が取った対策は、コストを下げて、
利益を確保することでした。
売上が減っても、利益は減らないようにと考えたわけです。
方策は簡単です。原材料のコストダウンと人件費の削減でした。
原材料のコストダウンと称し、下請けイジメが横行したものです。
人件費の削減では、正社員を削減し臨時社員を増やすこと。
業績が低下した場合は、すぐにリストラと称した社員の削減でした。
そして、価格破壊がはじまると、上記のような傾向は増々
増えてくることになりました。
原材料のコストダウンも問題ですが、今回は特に人経費の削減に
付いて考えてみましょう。
ムリな人件費の削減の先にあったものは
リストラとは、本来、組織を再構築することで、効率的に人材を
使うことなのですが、組織を再構築するよりも、まず、社員の
削減が先行する傾向にあります。
まず、社員を減らし、少なくなった人材で業務をこなそうとする
考えが横行しています。
特に、流通業や外食業界では、材料のコストダウンに限界がある為、
コストダウンの中心は人件費に向かうことになります。
ブラック企業と言われる企業が、流通・サービス・外食業界に
多いのはこの為です。
企業としては、法律・法令は遵守しなければなりません。
結果、サービス残業や長時間の連続業務などがウラで起こるのです。
荒廃した企業に人は集まらない
ムリを重ねてきた、人件費の削減は、一時的には利益に貢献します。
しかし、これも一巡した後には、荒廃した企業実態が残ります。
荒廃した企業には、良い人材は集まりません。
結果、人材不足・人手不足が多くの企業で起こっています。
外国人労働者の力を借り乗り切っている所もあります。
また、定着率もよくありません。社員教育をして、一人前になった
段階で辞めていくケースも多くあります。
こういった現状の原因は、給与や労働時間の問題だと考えがちです。
確かに、改善すれば一時的には人は集まるでしょう。
しかし、長続きはしません。
本当の原因は、荒廃した企業体質であり、優秀な人材がいなくなった
ということなのです。
コストダウンは両刃の剣です。
一時的な利益の為に
企業の価値や魅力を犠牲にしている
ということが起こります。
一度、低下した企業価値や魅力を
取り戻すのは非常に大変です。
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2015/8/22 18:12:49