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ブログ記事|原爆が投下される2ヶ月前に既に日本の都市は壊滅させられていました
原爆が投下される2ヶ月前に既に日本の都市は壊滅させられていました
原爆が投下される2ヵ月前 1945年6月の時点で、アメリカ合衆国の爆撃機の航続距離外だった北海道を除く日本全土の主要都市は、通常爆弾と焼夷弾により、既に ほぼ壊滅状態 となっていました。
サイパンなどマリアナ諸島を占領した後、アメリカ合衆国は大規模な飛行場を建設して1944年11月よりB-29による本土爆撃を本格化させ、次々と日本の主要都市が壊滅させていきました。
空からの攻撃を続け、そのダメ押しの攻撃として、広島と長崎に原爆が投下され敗戦したと思っている人が日本人の中にも多いようですが、それは間違った認識 です。
全国の県庁所在地を含む日本の主要都市は、原爆が投下される2カ月前には、既に壊滅させられていたのです。
1945年6月の時点で、まだ空爆の大きな被害を免れて残っていた都市は 新潟、京都、広島、小倉、長崎 しかありませんでした。
勘の鋭い方は、ピン こられた思いますが、その通りです!
これらの都市はアメリカ合衆国が原爆の投下候補にしていた都市です。(※長崎は後に追加され、京都は後に原爆投下候補地からは外れています)
二ューメキシコ州での核実験に成功したのは7月16日ですが、その一ヶ月も前かに、既に原爆製造の成功の確信を持ったアメリカ合衆国は、1945年6月に慌てて 上記5都市を含む日本本土の 大都市への空爆禁止の厳重命令 を出したのです。
理由は既にお解りだと思いますが 最短で、あと5回の空爆を行えば、完成した原爆を投下する都市がなくなってしまう からです。
アメリカ合衆国は非戦闘員に対する攻撃を禁止した ハーグ陸戦条約 に調印・加盟していましたが、これに明らかに違反する 日本の都市への原爆投下 を2ヵ月前に、既に計画していました。
( 続く )
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2015/8/6 1:03:55