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サービスの持つ特異性を理解しよう

友人(人脈)は多い方がいいのでしょうか。
付き合いには、多くのお金も時間も使います。
数が多くなれば、それだけ薄い(浅い)付き合いになります。
それよりも、数少ない友人に、お金や時間を使った方が
充実した付き合いが出来る気がします。

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それでは、今回もよろしくお願いします。
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サービスは製造・消費が同時に行われる

 今回は、サービスの特徴・特異性に関して考えてみようと思います。
まず、サービスとは、製造と消費が同時に行われるということです。
難しい言い方をしていますが、当たり前のことなのです。
普通の商品は、製造されて、流通経路に乗り、小売店の店頭に並び
消費されるという形をとりますが、サービスとは、その都度
生まれて、実行(消費)されてしまいます。

 その為、形あるもののように在庫ができませんし、不良品が
あっても回収(挽回)する機会が極めて少ないのです。
しかも、サービスとは「100−1はゼロ」ではなく、
「100−1はマイナス」という場合が多いのです。

「100」サービスを重ねても、たった1回のミスでマイナスに
なってしまうという程、手強いもので、常に良質のサービスを
心がけなければならないし、不断の努力が必要なのです。

 しかも、サービスはそれのみでは商品とは言えません。
例えば、美容室などは、商品を売っている訳ではありません。
ヘアーカット(セット)という技術(サービス)を売っている訳ですが、
設備や店内の雰囲気、システムなど多面的な要素も影響してきます。
サービスだけを単体で考えることはできないのです。


サービスの特徴

 サービスの特徴として思いつく点を揚げてみます。

1 製造と消費が同時に発生する

2 在庫ができない

3 分割・分配できない
 お客様との1対1で実行されるが殆どで、グループに対してでも
 反応は個人が対象となります。

4 お客様により対応・反応が異なる

5 同じお客様でも、その時の気分で反応が異なる

6 期待の具合により、結果(反応)が変わる

7 受け身のサービス(お客様からの指摘によるサービス)は
 サービスとは受取られない

8 サービスはお客様と共同で製造される

 他にもあるでしょうが、思いつくままに列挙しましたが、
お気づきのように、サービスとはお客様個人との関わりが
影響していることがわかるでしょう。

 ということで、サービスとは、決まったやり方というのは
存在しないと言えます。あなたのお客様のレベルが上がってくれば
お店のサービスもどんどん進化しなければ、期待はずれになります。
お店側としては、商品のプロであると同時に、サービスの面でも
プロでなければなりません。


ビジネスを行うには、
商品のプロというだけではダメ。
サービスのプロでもなければなりません。
しかも、サービスはどんどん進化させねば
お客様の期待はずれになります。

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2015/4/15 17:02:12

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