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ブログ記事|経営者は商品よりお客様を見よう

経営者は商品よりお客様を見よう

店内に店員の溜まり場を作ってはいけません。
2~3人の店員が一箇所に集まっているのをたまに見かけます。
共同での作業ならいいのですが、立って店内を見渡しているだけです。
これなら、1人で十分です。店員は店内をまんべんなくカバーすべきです。
人が集まれば、おしゃべりが始まるのが常です。
おしゃべりが始まれば、接客は疎かになります。

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それでは、今回もよろしくお願いします。
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最新のシステムを導入すれば、お客さ様は来るのか

 POSシステムを導入したり、ポイントカードを作ったり、
パソコンでデータ分析したりと、積極的に色々やっているという
経営者は多いものです。
これらが間違いだとは言いません。しかし、なにか違うのでは
という気がしてなりません。

 データ分析とは、何かを実行した結果を分析するものでしょう。
POSシステムが示したデータ通りに仕入れていて、お客様が
増えるのでしょうか。品切れを起こさないようにはなっても、
POSシステムは決してお客様を呼んではくれません。

 システムやデータはあくまでも、結果の分析です。
実行したことが正しかったのか知るために利用すべきです。
もちろん、データ分析で中心的なお客様の年代層等を知ることは
重要です。しかし、そのデータをどう活かすかが重要なのです。

 いろんなシステムなどを導入するより、どうすればお客様に
喜んでもらえるのか真剣に考え、実行することが先決です。
そういう努力なしではお客様は決して増えません。
パソコンはお客様を集める機械ではありません。


経営者は商品ばかり見ている

 しかし、なぜこういったシステム等に頼ろうとするのでしょうか。
それは、経営者の目が商品に向いているからです。
売上が落ちてきた。となれば商品が売れないと考えがちです。
もちろん、その通りですが、根本はお客様が減っていることなのです。

 既存客が減っていている。それを穴埋め出来るだけの新規客が
集められない。ということなのです。
経営者の目は商品ではなく、お客様に向けるべきなのです。

 クライアントを訪問しても一番に聞かれるのは、
「何か売れる商品はありませんか」です。
売れる商品を仕入れれば、売れると思っているのです。
商品は売ろうとするから売れるのです。
仕入れて展示していただけで、売れるような時代ではありません。

 しかも、売れる商品というのは、すでに売れている商品です。
すでに過当競争に入っている商品だと言えます。
そんなものを、今から仕入れても遅いのです。
売れているだけに、メーカーも強気ですから、かなり高めの仕入れ値に
なります。しかし、小売店では過当競争に入っているので、
すでに、値引き競争に入っているものです。

 もうお分かりでしょうが、売れる商品、売れている商品を
仕入れても、儲からないし、売れなくれ、投げ売りになる可能性も
あります。


お客様が行きたくなるような店作りを

 まずは、お客様があなたのお店に行きたくなるようなお店づくりを
することです。
それには、商品を展示するだけではいけません。
お店やあなたの考えを提案することです。
言葉を変えれば、こだわりと言えます。
あなたのこだわりに沿った店作り、商品仕入れ、商品展示に
することで、賛同して下さるお客様を集めることです。


経営者は商品を見るのでなく
お客様を見るようにしましょう。
商品を売ることより、
まず、お客様を集めることです。
どうして、お客様を集めるか真剣に考えてください。

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2015/7/6 23:54:25

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