ホーム ▷ ブログ記事 ▷ 地方自治に必要なのは派閥をつくらない首長と議員と公務員
ブログ記事|地方自治に必要なのは派閥をつくらない首長と議員と公務員
地方自治に必要なのは派閥をつくらない首長と議員と公務員
地方自治に必要なのは派閥をつくらない首長と議員と公務員
市町村長や議員、公務員の私利私欲まみれの事件については、一部ですが下記をお読みください。
→
どうしてこうなった?日本を壊しているのは政治家と取り巻き連中
→
地方の人口減少…地域を見捨てる理由は奴隷からの解放だった
→
なぜ社会問題は発生するのか?馬鹿にされる前に知っておきたい話
このようなことが続けば、市町村長や議員などの政治家や公務員というのは不要なことを増やし、
国民から税金という形で、お金を搾取するだけの存在と考える人もいるのではないでしょうか。
しかし、それでは日本、地域社会という人間のコミュニティが空虚でむなしいだけのものになってしまいます。
せっかく生きて、こうして記事を読んでいるわけですから、どうしたら社会がよくなるかを考えてみませんか?
これまでいくつかの記事で、考えたことは書いてきました。
ここでは地方を治めるのに必要な市町村長などの首長と議員、公務員について書きたいと思います。
では、お読みください。
大阪都構想で党に属する議員は必要ないことがわかった
大阪都構想は、みなさんの記憶に、まだ新しいと思います。
あの戦いは、自民党に所属する議員が阻んだわけですが、思い出すと…
大阪のことを考えているというより、所属する党の主張を守っているだけのような気がしました。
地方は地域住民によって治めるべきであり、独自のまちづくりなどをおこなうほうがいいと思います。
このような観点から考えると、党に属する地方議員は、はっきり言って邪魔な存在となります。
地方議員は、地域住民の代表者ですから地域政策に真摯に取り組めばいいだけではないでしょうか。
大阪都構想で対抗した自民党の施策が今後実施されていくことになりますが、
あの戦いで多くの人が党に属する議員は必要ないことがわかったのではないでしょうか。
大阪のこれまでの経緯から、党に属するからと言って、実行力がともなうわけではないこともわかりました。
そのあたりのことを考えると、地方自治は無所属でも実行力があれば事足りることがわかります。
地方自治には党や派閥が必要ない理由
党や派閥に属する理由を考え見ると…
国との兼ね合いがあるから、後押しがあったほうが権力が強いから…など、いくつかあると思います。
しかし、それらの理由は議員と国の政策の問題であって、地域政策にはそれほど関係はありません。
国の政策は全国一律でおこなわれるので、地域は独自の政策をおこなうことになります。
それが、地域の独自性であり、差別化などの成長戦略につながっています。
もう少しいえば、地域の住民が何を求めているのか…それに応える地域政策をおこなえばよいわけです。
結果、地方自治は、住民の声に応える無所属で派閥をつくらない首長と議員、公務員がいれば事足ります。
あとは、その人たちの能力が問題となるため、資質を問われたりすることになります。
現在ニュースを騒がしている不祥事は、主にそのような問題から起きていることを考えれば、明白ですよね。
結局のところ、地方自治では党や派閥はおかざりであり、必要ないものと言えます。
不祥事が起きたり税金の無駄遣いをする地域は無能な人間の集まり
みなさんは住んでいる地域の議会を傍聴したことがありますか?
今ではネットで配信している地域もありますので、検索して、一度はご覧ください。
私が視聴して気になったのは、地方議会は首長、議員、公務員が出席する会議ですが、多すぎます。
それだけ多くの人間が地方自治にかかわりながら、なぜ良くならないのか?と、疑問さえ抱きます。
これは、その地域の地方自治に関わる人間が無能と言われれば、それまでのことです。
しかし、考えてみてください…選んだのは住民です。
つまり、よくならない(悪くなる)地域は、無能な人間の集まりということになってしまうのです。
そんな地域に誰が住みたいと思うでしょうか…これは地域が活性化しない理由にもなります。
地域に不要な物がつくられたり、意味のない事業がおこなわれていたり、公共施設にお金をかけたり…
これからの社会がわかっていない、その無能さに「税金の無駄遣いをしやがって」と思う人もいます。
そのような税金の無駄は目につきますので、地域住民がネットに書き込むこともあります。
不祥事も同じようにネットに書き込まれます。
結果、そのような地域は無能な人間の集まりということが全国にわかるようになります。
地方議会の傍聴をしてみると残念さにあきれることがある
また発言内容を聞いていると、残念な人が多いことが気になる人もいることでしょう。
「私にリーダーシップが足りないから…」と、散々なことを言う代表者がいます。
そのような人は、自分に能力が足りないとわかっているわけですので、立候補しないでほしいです。
もし誰かの推薦なら、きちんと断るべきです。
それが真摯さであり、謙虚さでもあると思いますが、あなたの住んでいる地域の議会をみてください。
住民として託したことが間違いだったと…残念さにあきれることが起きているかもしれません。
私たちが生きている時間は、100年足らずであり、それほど長くはありません。
選挙権を得て、地方選で投票できる回数も知れています。
限られた時間で未来や将来、子供たちのためによい地域を目指し、悪い所を変えていく必要があります。
自分で能力が足りないと言うような人に投票するなど、自ら機会を捨てているようなものです。
私たちは、何のために選挙権を与えられているのでしょうか。
誰かに言われて投票するなど、機会を無駄をするために選挙権を与えられているわけではありませんよね。
自分たちの生活や環境である地域を政治の力でよくするためではないでしょうか。
首長、議員、公務員の監視が住民の役目となった社会
最初に紹介した記事でもわかりますが、首長、議員、公務員が不祥事を起こすのはどうしてだと思いますか?
長年、同じことを続けていると、そこには既得権益など、裏の権力が生じてきます。
このような裏の権力は、お金をもらってなあなあにしてしまったり、見て見ぬふりをすることで拡大していきます。
しかし人間には正義感が強い人がいます。そのような人たち告発するなどして、不祥事が発見されます。
不祥事が起きると、その地域はネットで非難され、自治体などが対応を始めるわけですが、
この流れから、現代では首長、議員、公務員の監視が、住民の役目となっていることがわかります。
悪事をはたらく首長、議員、公務員は、どこかの地域に必ずと言ってもいいほどの確率でいます。
疑惑を発見したら、議会や警察に報告するほか、マスコミや社会に伝わるようネットに書き込むことが大事です。
そのような住民の行動が抑止力となって、地方自治は健全に運営されていくことになります。
悪事をはたらく首長、議員、公務員を社会に伝えるために、住民がネットに投稿することが必要な時代です。
まとめ
不祥事が起きると「こんな人がなぜ首長や議員、公務員なの!?」と、資質を疑うことが起きている時代です。
地方自治に必要なのは派閥をつくらない首長と議員と公務員であり、住民の監視が必要になっています。
派閥ではなく、よいことを実現するためのグループを、その政策ごとにつくれば、十分に事足りるはずです。
民間企業がプロジェクト実施の際に、事業単位でグループを作りますが、あの要領で運営できるはずです。
また今はネットが普及しているので、議会や警察、マスコミに報告できなくても社会に伝えることはできます。
あなたの住んでいる地域がよくなっていないと思うなら、まず行動してみることが大事だと思います。
感じている疑念や疑問など、その内容を詳しく書いて、ネットに投稿してみることは誰にでもできることです。
全国各地でデモが起きていますが、それも自らの疑念や疑問をぶつける方法のひとつです。
それらの行動によって、疑惑が晴れたり、不正や犯罪が防止できるようになっていきます。
気づいた人が伝えていくことで、私たちは“ おかしなこと ”に気づけるようになります。
同じ時代に生まれた人たちが感じていることを伝え合うことで、時代は変わらるのではないでしょうか。
社会で起きている悪いことやおかしなことを、ひとつひとつ止めて、良い方向へと進めていくことが、
将来や未来、子供たちに私たちの心を残していくことになるのではないでしょうか。
そのために必要なのが、能力のある首長と議員と公務員であり、不祥事を監視する住民だと思います。
2015/7/1 6:55:55