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ブログ記事|お蕎麦屋さんで目撃した心の触れ合いの瞬間
お蕎麦屋さんで目撃した心の触れ合いの瞬間
立ち喰い席にいましたが、私の視界の先には4人掛けのテーブル席もありました。
何かで手と手が触れたことがキッカケだったように感じましたが、ハッキリ見ていた訳でなく自信がありません。
視界の先のテーブル席に対面で座っている20代のOL風の女性と40代のサラリーマン風の男性が会話をしています。
少し離れているので会話内容までは聴こえないですが、とても良い雰囲気で会話が進んでいるように 良いオーラ を感じたので、僕の勘違いだったのかも?
二人は元々の知り合い。一緒に入店したから会話が弾んで、当たり前なのだと‥‥。
しばらくするとお互いが頭を下げて挨拶をして、男性が先に席を立ってお店を出ていきました。
チラッと見えた、その男性の表情で確信しました。
何かの縁での 束の間の心の触れ合い を終えた、清々しい表情に間違いないと思いました。
私が20代の頃ぐらいまでは、特急電車や飛行機で偶然に隣に座った方と、歓談することの方が、むしろ、自然な世の中でしたが、現代では、そうした何かの縁での束の間の会話をしようとすると、睨まれる、下手をすると不審者と思われるように変わってしまいました。
確かに治安の点からも日本もだいぶ悪くなり、自分の身の安全を図る意味でも、必要なことかもしれませんが、世の中、悪人ばかりではないので、なにか 寂しさを感じ ます。
自分自身のことで思い返してみても、最近、このような束の間の会話をしたのは‥‥
数年前に鹿児島空港から鹿児島中央駅まで向かうバスに乗った時のこと。
隣の席の若い女性が大きなケージを抱えていて、中には猫がいました。
「猫がいますが、大丈夫ですか?」
「うちにも猫がいます。猫は大好きなので、何も心配いりませんよ。」
こんな事から、色々と会話が進みました。
この女性は、鹿児島大学(国立)の学生さんで、アパート暮らしをしていて、死にそうになった、この猫チャンを助けたそうです。
実家は鹿児島から離れた(飛行機に乗っていく場所)にあるそうで、帰省のため、この猫チャンも一緒に連れて行って、鹿児島に戻る途中だそうです。
我が家の猫も実は‥‥という話になり、鹿児島中央駅までの約50分間、猫談義に花が咲き、(勿論ですが)名前も連絡先も聞かずに、お互いとお互いの猫の幸せを願って、お別れをしました。
( 続く )
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2015/12/12 22:00:13