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(私論)私立小学校・私立中学校について
改めて言うまでもなく日本では高い授業料を払わなくても公立の小学校、中学校に通うことが出来ます。
大人になり判りましたが、我が家の経済力からすれば、両親が物凄く苦労して私を小学校から私立へ通わせてくれたことに感謝の気持ちで一杯です。
大学以外は全て私立校だったので、公立校に通った経験がない私には、実体験に基づく経験は比較は出来ませんし、他の私立校を知りませんので、私論にはなりますが、一応は教育学部を卒業して 教員免許 も持っていますので、思うところをBlogに載せたいと思います。
私が教育学士を取得した頃とは異なり、その後 モンスターペアレント なる言葉も登場し、取り巻く状況も複雑化しているようです。
今回のBlogでは、ある意味で異常化した保護者のクレームなどではなく、良識のある保護者、良識のある学校に焦点を絞って論じていきたいと思います。
私立学校が公立学校と異なる最大の部分は、保護者から授業料を支払ってもらって学校が成り立っていることです。
学校側もお金(授業料)をもらっているから、何でも言いなりになっている訳ではありません。
どうしても学校の方針に従ってくれない保護者、学校の秩序を乱す生徒には、最後に 伝家の宝刀 として「(授業料は要らないから)出ていって下さい!」と 退学して下さい との最後通告を告げることが出来ます。
この伝家の宝刀、かなりの威力があります。
大切な子供を私立に通わせている親にとって、少なからず 公立校には通わせたくない と思いがあるので、途中から別の私立へ入学することは事実上、難しいので、公立校へ通いなさい と言われていることに等しく、大袈裟な言い方をすれば 死刑宣告 されたに等しいものです。
その意味では、この 伝家の宝刀 がある限りは、学校側が優位に立っていると言えますが、この伝家の宝刀は、いつでも使える玉手箱ではなく、本当は実施しない脅しや、ごく限られた数人への実力行使しか行えません。
乱発して多くの生徒さんを退学させてしまえば、収入(学校に入ってくる授業料)が減ってしまい、こうした評判が世の中に拡散すれば、いずれ志望者も減り、その学校を衰退・消滅してしまいます。
よって、必ずしも私立校が学校が絶対的に有利だとは言い切れません。
逆に私立校は公立校よりも (授業料を払ってくれている) 保護者の言うことに耳を傾けてくれる部分もあります。
勿論、モンスターペアレント的な発想ではない 正当なものであれば 保護者の意見を最初から無下にはしない筈です。
担任教師と特に結びつきの強い小学校のケースを例として取り上げて説明します。
誰が担任教師 なのかという部分は、保護者の方、生徒さんにとって、とても重要なことです。
大切な子供を預ける親にとって この先生ならば大丈夫 という教師に担任をお願いしたいのは当然の気持ちです。
変な人間ならば、逆に こんな先生に担任などお願いしたくない という思いが湧いてくるでしょう。
保護者も多少の不満で、即座に、「この先生を担任から変えて下さい!」とは言わないでしょうが、どう考えてもこの先生は酷い と思った場合は、その意見を学校に伝えるでしょう。
このようなケースでは、公立校よりも 私立校 の方が、保護者の意見を受け容れてもらい易い筈で、その点が私立校の良さです。
勿論、逆のケースもあるでしょう。
保護者の皆さんが この先生に担任を続けて欲しい! と希望しても、その希望が叶わない場合です。
純粋な気持ちを汲み取れない学校側の鈍感さ、その他の様々な理由で担任を解任されてしまうケース、酷い場合には、その学校の職を追われてしまうケースなどもあるでしょう。(それなりの事情があるのかもしれませんが、何のための私立校なのか? と思ってしまいます)
ネット上でも、解雇されてしまった教師のBlogに多くの保護者の方から 解雇を無効にして再び担任に就いて欲しい という願いが寄せられているケースを見ることも出来ます。
また、特異な例かも知れませんが、私の兄のようなケースもありますので、紹介します。
最終的には 「こんな人に担任をお願いしたくない!」 と思うかどうかは、保護者の皆さん、生徒さんたちの判断になるのでしょうが、保護者の皆さん方が、判断すべき事実を知らない というケースです。
有名私立小学校の教員の職に就いている私の兄 は、2011年の実父の死すら、学校に内緒にし、翌年の2012年には、平然と年賀状のやり取りを行い 喪に服す こともしませんでした。
要介護5、身体障害1級の重度の症状で過酷な自宅介護が必要だった実に対して、兄は父の 介護放棄 を平然と行うだけでなく、特に重大な理由すらなく実家との連絡を一方的に断ち、父の見舞いすら一度も行ったことのなく、未だに実の父親の墓の場所すら知らないような人間です。
このような道徳的に欠落した人間に、親子の大切さなど‥‥を偉そうに語られ として、人間の成長にとても大切な小学生という時期に 大切なお子さんを預けてお願いしたい と思うでしょうか?
私は兄が憎いのではありません。
何も知らずに教わっている生徒さんたちが可哀想なだけです。
だから、逃げ回り決して会おうとしない兄に手紙を書いて説得を試みました。
説得を行いましたが、兄には反省して改めるような様子は全くみられませんでした。
学校にも報告せず、翌年も喪に服さなかった兄なので、学校側も 介護放棄と葬儀欠席 の事実を知らなったようでしたので、間違いなく父の死んだ翌年の2012年にその事実を当時の校長に伝えました。(本人は私の知らせで、初めて父が死んだことを知ったと言いました)
後は、このような 道徳的に問題のある教師 をどう処遇するのかは、学校側の資質の問題です。
本人を諭すのか、保護者の皆さんに正しい情報を提供して判断を仰ぐのか、捻じ曲げた情報を保護者の皆さんに流して何か問題が大きくなっても誤魔化せるよう対策するのか、全く放置するのか‥‥。
いずれを選択したのかは解りませんが、それから既に 3年以上の月日が経過 しました。
未だに兄からは連絡もなく、彼は 実の父親の墓の場所すら知らない親不孝 を継続中です。
追記:
このBlogで使用した写真は私の母校の写真で、兄が勤める小学校の写真ではありません。
関連情報
・私がストレートに実名を公表できない理由が記してあります。 その悪事が揺るぎない事実であっても訴えられてしまう可能性があります。【名誉毀損罪】
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/cee07f5afbe4a9f0bc1375044eeb8ff3
・【兄の悪業の事実 =過失致死罪の可能性大】殺人とまでは言わないけれど、それに近いこと
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/aff87e65458c8c611516a155fbc6ddfc
・介護放棄 「高い学費との評判の有名私立小学校教師=私の兄は父親の墓の場所すら知らない親不孝」 道徳ゼロ
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/bfffd83f78c074532e3334c42f5897ff
・4380万円の父の介護費用を1円も払わない兄に対して提示した調停和解案を全文掲載
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/fc6a8966824cbdc2c1c54b144cffba8b?fm=entry_awp
・こうして兄はマインドコントロールされてしまいました
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/f42da295cb500583c21d4756d099d316?fm=entry_awp
・もしも兄が改心したならば、天国の父は許すだろうか?
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/cec4e3c9727c0dbc50cb32571240d519
・兄が急いで相続放棄を行なった恐るべき理由
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/516715160d124492690c2d0d5a2262a1
「一話完結・番外編・その他」シリーズの前回の掲載 座席を譲られた老人が握り締められた千円札 のリンクは下記のURLになります。
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/087ece3efabbeaa4847d1a69b56934b5
「一話完結・番外編・その他」シリーズの第1話からの各掲載のリンクは 下記のURL になります。
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/6fb93531a650944a79df8f17953f0b2f
このBlogの他の連載中、連載完了の各シリーズの目次へのリンクは 下記のURL になります。
http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/be3c444dd24dce8636b99b4433c14954
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2015/10/4 13:00:09