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ブログ記事|日本のマンハッタン計画(日本の原爆開発)
日本のマンハッタン計画(日本の原爆開発)
欧米で核分裂反応を利用した新型爆弾が開発される可能性があるという危機感を持った日本陸軍は1941年(昭和16年)4月に理化学研究所に原爆開発を依頼しています。
アメリカ合衆国の原爆開発プロジェクト マンハッタン計画 が人員12万人、18億4500万ドルという膨大な予算だったのに比べ、日本の費用は、その 約 1/500 しかありませんでした。
また、日本では陸軍だけでなく、海軍も別に原爆開発を行なっていました。
これらの日本の原爆開発は諸説あり、実際にどこまで開発が進んでいたのかはわかりませんが、アメリカ合衆国だけでなく、日本も原爆開発を行なっていたことは間違いありません。
ヒトラー自身は「原子力などユダヤ人の科学だ」と言って、その開発には消極的だったとも言われていますが、ドイツでも原爆開発が行われていました。
完成が見えてきたものの昭和天皇が、そのような破壊的な兵器の使用に No と仰られた、初歩的な段階すらクリア出来ていなかった、など諸説あり、私の認識できている部分も少なく、現時点で真相を申し上げることは出来ません。
事実かどうかの未確認段階の話ですが、次のような悲しい話を聞いたことがあります。
神風特別攻撃隊として飛び立つ若い兵士たちに対して上官が
「今、日本は一発で戦局を逆転できる凄い爆弾を開発中なんだ。この爆弾が完成する前に日本が負けてしまう訳にはいかないので、君たちの尊い生命で時間を稼いでくれ」
と言って送り出したという、悲しい話です。
この話が事実であっても、そうでなかったとしても、また、もしも、日本がアメリカ合衆国より先に原爆開発に成功したとしたならば‥‥。
そう考えるだけで、とても悲しい気持ちになります。
( 続く )
このシリーズ「唯一の被爆国 日本の戦争について」の前回の記事 原爆投下が生んだ重巡洋艦インディアナポリスの悲劇 は下記のURLになります。
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2015/9/1 20:00:00