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ブログ記事|原爆投下が戦争終結を早めたという嘘

原爆投下が戦争終結を早めたという嘘


1945年8月6日の広島、8月9日の長崎への原爆投下は、戦争を早く終結させるために必要な「仕方ない犠牲」だったという誤った解釈 をしている人が未だに世界中に多くいます。

少しでも、調べれば、間違っていることが解る筈です。

原爆の機密を知っていたアメリカ合衆国の人間からは次のような意見が出されていました。

・あまりもの原爆の威力のため、都市への爆撃は控え、無人地域への爆弾投下で威力を示せば戦争は終結させられる。

・爆撃を事前に予告して非戦闘員である市民の犠牲を最小限に抑えて威力を示せすことで目的を達せられる。

これらの意見を述べたのは、科学者や政府関係者だけではありません。

何名かの軍の幹部 からも同じ意見が寄せられていたそうです。

これれの意見は、原爆の威力を実際に知りたいトルーマン大統領のにより、全て却下され、非戦闘員が暮らす日本の都市への原爆投下が決定されたのです。

BLOGに使用した写真はトルーマン大統領の写真です。

日本人ならば、この写真を見て、誰の写真かぐらいは即座に回答できるようしておきたいものです。

このシリーズの前話に述べた通り、

原爆が投下される2ヶ月前の1945年6月時点で、既に400を超える都市が空爆され建物は殆ど灰か瓦礫となっていた日本の殆んどの都市は、既に壊滅していました。

都市に原爆を投下した場合に、どれだけの死者が出るのか その威力を試したかったため、被害を免れて残っていた5つの都市への 空爆禁止の厳重命令 を出して、原爆が完成する時を待っていたのです。

原爆が完成するまでに日本が降伏してしまっては困る というのが本心だったのです。

よって、原爆の投下は、戦争を早く終結させるために必要だったという理屈は成り立ちません。

追記
日本がポツダム宣言を早く受け容れていれば‥‥ という意見もあるかもしれませんが、そうしたご意見を持たれること自体を私は否定はしませんが、必ずポツダム宣言の全文を読んでいただた上で、言って欲しいと思います。

あのポツダム宣言の内容は、かなり強迫的な内容です。

それでも、天皇制の存続、または天皇の生命の保証が記載されていたならば、恐らくは日本は早々に受諾していたと私は思いますが、ポツダム宣言には、何一つ記載されていません。



(  続く  )

このシリーズ「唯一の被爆国 日本の戦争について」の前回の記事 「原爆が投下される2ヶ月前に既に日本の都市は壊滅させられていました」 は下記のURLになります。
  http://blog.goo.ne.jp/pizzica0912/e/b2573cc5da7344b646d185eba4623f7b

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2015/8/8 15:17:01

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